地元高校生も参加しての放置自転車撤去作業


 安佐南防犯組合連合会の「安全なまちづくり部会」(笹岡 繁部会長)は、自転車盗難防止対策として、行政が行う放置自転車撤去作業を積極的に支援し、駐輪場の整備や防犯登録の普及促進事業を推進しています。

 放置自転車撤去事業では、今年度は8月から12月にかけて、JR安芸長束駅と下祇園駅、アストラムライン古市駅周辺とJR緑井駅周辺さらにJR大町駅とアストラムライン安東駅の3回に分けて実施し、合計912台の放置自転車を撤去し駐輪場を整備しました。

 この事業に、地域住民に混じって駅近隣の県立祇園北高校生18名及び安古市高校生10名も自主ボランティアとして参加し、すがすがしい汗を流しました。

 また、安古市高校生約40名は12月12日(火)に自分たちも利用するJR緑井駅駐輪場及びアストラムライン毘沙門台駅駐輪場を火バサミやごみ袋持参で約1時間かけてていねいに清掃をしました。

 2年生ソフトテニス部の沖野明日香さんは、「ごみ拾いボランティアですが、みんなでやれば結構楽しいです。」と明るい表情で話していました。

作業前のミーティング 駐輪場の清掃
【10月28日(土)大町駅駐輪場で作業前のミーティングに聞き入る県立祇園北高校生】
【撤去後の駐輪場を清掃する祇園北高校生】


放置自転車を1台ずつ台帳に登録 放置自転車をトラックに積み込む
【11月20日(月)JR大町駅北駐輪場で放置自転車を1台ずつ台帳に登録】

【12月9日(土)アストラムライン安東駅でトラックに積み込む地元住民ボランティア】

駅前に集合 駐輪場のごみを丁寧に取り除く
【12月12日(火)JR緑井駅駐輪場を清掃するために集合した安古市高校生】
【12月12日(火)アストラムライン毘沙門台駅駐輪場でていねいにごみを取り除く安古市高校生】

 子どもが被害者となる刑法犯認知件数(平成17年度:6,354件)のうち,約9割(平成17年度:5,574件)は窃盗犯であり,その内約8割(平成17年度:4,345件)は,自転車盗が占めています。
 子どもが被害者となる刑法犯認知件数を減少させるためには,この自転車盗の防止に取り組むとともに,子どもたちへも自転車への施錠や指定場所への駐輪など規範意識の醸成も必要です。
 そういった意味で,こうした活動に高校生が参加することは大変有効な取組みです

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