安佐南防犯組合連合会・防犯少年団から安佐南防犯組合連合会・防犯少年団から
「安佐南JUNIOR HIGHSCHOOL SUMMIT」開催などについての
レポートが届きました(安佐南区)


■「安佐南JUNIOR HIGHSCHOOL SUMMIT」の開催(3月27日)

 安佐南防犯組合連合会の青少年健全育成部会(畠堀秀春部会長)は,3月27日(火曜日),広島北(現安佐南)警察署において,「『犯罪にあわない 犯罪を起こさない』安全・安心な地域,まち,学校づくり」というテーマで,「安佐南JUNIOR HIGHSCHOOL SUMMIT」を開催しました。

会場風景の写真
会場風景
防犯連合会清水副会長のあいさつの様子
防犯連合会清水副会長のあいさつ


 この「中学生サミット」には,区内10校の中学生と防犯少年団「安佐南まもるんジャー隊」の合計51名が参加し,5つのグループに分れて討議しました。各グループのリーダーは,安田女子大学,広島経済大学の学生ボランティアが担当し,巧みなリードで積極的な発言を引き出しました。

意見交換風景の写真1
意見交換風景1
意見交換風景の写真2
意見交換風景2

 このサミットでは,万引きや自転車盗など身近な犯罪の防止策,未成年者の飲酒・喫煙問題から,今,大きな社会問題となっているいじめの対策,更には,インターネットや携帯電話の問題などについて,当初の予定時間を延期するほど大変熱心に議論が交わされました。
 討議の内容をもとにグループごとの発表会が行われました。

討議のまとめを記入している様子
討議のまとめを記入
グループごとの発表風景の写真
グループごとの発表風景


 主な発表の内容は,次のとおりです。

◎身近な犯罪の改善として
  1. 店内の死角をなくして万引きを防ぐ。
  2. 喫煙・飲酒は周りの人(親・友人)が勧めない。飲むところを子どもに見せない。
  3. 自転車盗難はカギを2つ以上かけたり防犯登録をするなど,利用者の意識も必要である。
◎“いじめ”についての対策
  1. クラスで一人ぼっちを作らない連帯が必要。
  2. 止める勇気をもつ,一人で難しい場合“団体”で注意をする。
  3. 身近な人からの注意が効果的。
  4. 相手を受け入れる気持ちが必要,また体験談なども聞いてあげる。
 また,インターネットや携帯については,「正しく使えば便利なので,間違った使い方をしないように自分の判断力が必要だ。」との意見が出ました。


 会場には,学校長や教諭,県・区・広島北警察署の少年担当者,少年補導協助員,青少年健全育成部会員も参加し,中学生の視点での意見発表に頼もしく耳を傾けました。

中学生の意見に聞き入る学校長や教諭の様子
中学生の意見に聞き入る学校長や教諭

 参加した中学生からは,「お互いに意見を交換し,他校の取組みを知る絶好の機会で大変参考になった。」との感想がありました。

 最後に,広島北警察署中林署長から「みなさんの意見は大変参考になった。今日の内容を学校の中で広め,規範意識を高めて欲しい。」と講評がありました。安佐南防犯組合連合会では今後も交換会を続けることにしています。

講評を述べる中林署長の様子
講評を述べる中林署長


■防犯少年団が「安佐南警察署除幕式」に参加し,署員を激励】(4月1日)

 4月1日より広島北警察署の名称が安佐南警察署に変更されることに伴い,防犯少年団「安佐南まもるんジャー」隊19名も参加し,署の正面出入口で除幕式が行われました。
 最初に安佐南警察署長のあいさつ,次に来賓あいさつの後,「安佐南まもるんジャー隊」の代表隊員が序幕のロープ引きに加わるとともに,パトロール隊の出動に際しては激励の文を読み上げ花束を贈呈しました。

除幕式の様子の写真
除幕式の様子

ロープ引きの様子
ロープ引き
花束贈呈の様子
花束贈呈

 その後,安佐南警察署4階にて,今後の活動について隊員みんなでミーティングを行いました。
(平成19年4月13日記載)


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