お世話になっているギターたち
Martin D-18 1955年製
自分の誕生年に製作されたバースイヤーギターです。シリアルナンバー(制作通し番号)を単純に12で割ると、同じ誕生月となりました。まさに同じ生年月のギターです。大阪の楽器店「ウェーバー」で購入、アメリカから取り寄せてもらいました。
ピックアップは装着しないで、生ギターのステージ用として使用しています。マホガニーのタイトな音がよく鳴っています。特に6弦はよく響きます。
ペグはウェーバリーのオープンバックタイプ、つや無しに交換。ネックの太さをD-35と同じ太さに削っています。
Martin D-35 1979年製
国鉄広島ナッパーズに入団して、男声合唱の伴奏用にパワフルな音のギターが必要となり購入。楽器店で相談したら、マーチンギターを紹介される。給料の2倍ぐらいの値段に驚いたが、これから音楽を続けていく思いで決意しました。
注文はマーチンD-28をお願いしたのだが、なぜかマーチンD-35がお店に到着していた。とりあえず試奏するとバランスがよくて音が大きいので了承する。ナッパーズの激しい伴奏に耐えていい音になってきた。
ハイランダーのピックアップを装着、ペグのつまみをエボニーに交換。ピックガードをオリジナルの黒からべっ甲柄に交換。
韓国での何万人規模の野外コンサートから山上一座のコンサートまで、ライン使用のステージのメインギターとしてがんばってくれています。
Martin O-18 1950年製
マーチンD-45を売却した時の利益で購入。小さなギターが欲しくて0タイプにしました。東京、お茶の水の「ブルーG」で購入。自分より5才も年上できれいなアディロンダックスプルースの音は、大きな音で響いています。
ピックアップはL、R、BaggsのiBEAMのACTIVEを装着。エア感のあるいい音がします。ボリュームつまみがサウンドホールについているのが嬉しい。ペグをウェーバリーのオープンバックタイプのつや有りに交換。このギターもネックをD-35と同じ太さに削っています。
ちょっとした演奏やひとりでの弾き語りのステージで使用しています。ソフトハードケースに入れているので、持ち運びの軽いのがいい。
プリント中 Martin 00-15 2000年製
ヘッドが折れているギターがヤフーオークションに出品されていました。写真を見ると、「買って下さい」と言っているようでした。
3万円で落札、リペア代金2万5千円で完璧なマホガニーサウンドが甦りました。定価18万円ですから、嬉しい買い物でした。ピックアップはL、R、BaggsのiBEAMのACTIVEを装着。
軽くて、いい音、あちこちの演奏で酷使しています。ダダリオのフォスファー弦を張っています。けっこうボリュームある音が好きです。
Martin バックパッカー
名前のとおりにバックに入るギター。アポロ宇宙船に乗せてもらったギターだそうです。
とにかく、小さくて細いのが気に入っています。ウクレレのような感じですが、しっかりマーチンの音が出ています。
旅行センターで添乗員をやっていた頃、宴会コンサートなどで活躍しました。ピックアップ付きなので、宴会のカラオケやバスの車内マイクジャックにつないで演奏しました。ある小学校の修学旅行では、長崎の旅館で私の平和コンサートをやり、平和公園では小学生がうたう歌の伴奏をやったこともあります。
現在、職場のロッカーに置いています。休憩時間に作曲や新曲レッスンに使用しています。トラベルギターとしては最高のギターだと思います。
Lrrivee
ヤフーオークションで落札したギターです。定価の2/3の値段でした。いろいろ種類があるのですが、マホガニー仕様のタイプです。
FISHMANのピエゾタイプのピックアップを装着、力木が外れかかっていたのを6カ所修理しました。ミニギターの中では大きくてしっかりした音が出ていると思います。
エリクサーのライトゲージを張って、いつもチューニングした状態でギタースタンドに立てています。自宅で作曲する時のギターとして使用しています。
打ち合わせでのデモ演奏やちょっとした演奏に活躍してくれます。とにかく、軽くて小さくていい音です。
Seagull S-GRAND
カナダ製、安価だが、頑丈なつくりで、しっかりした音がでるギターです。バランスよく音が出ています。ミディアムゲージを張っているので、小さくてもがんがん響いてくれます。
ギター本体の価格と同じぐらいのハイランダーのピックアップを装着。うたごえ喫茶「コーラスタイム」や瀬野川学園の音楽活動で活躍しています。
親和(Martin仕様)

ヤフーオークションで落札したギターです。たしか2000円でした。バックのセンターのつなぎ目が離れていて、音が死んでいました。木工用のアロンアルファで接着するといい音になりました。
ナットとサドルを交換。ペグをクルーソンタイプ(8000円)に交換。ソフトケース(6500円)を購入。全体をラッカーでオーバーコート。遊び心でマーチンロゴマークのデカールをヘッドに貼ってマーチン仕様にしました。
000タイプですが、ライトゲージを張るとバランスのいい音が響きます。息子が勉強の気分転換で弾いています。

Morris W-24 LUTHER (28070) 1971年製
高校2年生の時に購入。文化祭で大活躍したギターです。ピックガードは下敷きを加工して制作。傷だらけのボディにはシールを貼っています。ナッパーズに入団するまでのメインギターでした。現在、ナッパーズのレッスン会場に置いています。
プリント中 ヤマキ
中学2年の時、初めて買ってもらったギターです。楽器店に連れて行かれ「この店で一番気に入ったギターを買ってやる」と言った親父の言葉は忘れられません。
ヤマキというメーカーだったと思います。いろいろとギターを買い替えましたが、私の最初の1本なのです。変な色にしてシールをベタベタ貼っていますが、大事にしています。
プリント中 ギブソン仕様にしようとしたギター
これもヤフーオークションで落札したギターです。800円です。これをギブソン仕様にとチャレンジしましたが、失敗しました。残念です。
旅立ったギターたち
Martin D-45(ハカランダ) 1990年
マーチンの最高峰ギターです。いつかはマーチンD-45と思っていたら、大阪の楽器店に下取りされて出ていました。カスタムでないハカランダ仕様です。定価120万円が売価80万円でした。試奏して、気がつくと新幹線にいっしょに乗っていました。家に帰って、「相談したいことがあるんじゃが」と我が奥さんに話すと、「決めてから相談しなさんな」と言われました。
ワシントン条約のため、300万円ぐらいの定価になりました。スポーツカーを抱いて演奏している感じです。いい音ですが、倍音が響きすぎて自分の声に合わない気がしていたので、サードアルバム制作資金用に売却しました。
YAMAHA APX-10
ヤマハに特注でお願いしました。20フレットに「S.YAMAGAMI」とインレイが入っています。チューナー付きです。大きなステージでラインでの演奏用と思っていましたが、あまり使うことがありませんでした。友人の息子さんに売却しました。
YAMAHA FG-152 1976年製
広島市佐伯区の粗大ゴミの日に捨ててあったギターです。職場の友人が持ち帰り、インテリアとして飾っていたが、邪魔になったので私のところに来ました。
オーバーホールすると、懐かしいヤマハの音がみごとに蘇りました。ナットとサドルを交換。ネックロッドはいっぱいの状態ですが、弦高はいい高さで弾きやすくなっています。ネックは太めですが、しっかり握れます。
キャンプファイヤーなどの野外用として使用していましたが、現在は、うたごえ友だちで、山上一座のファン、福島県郡山市の阿部純ちゃんの所へお婿に行きました。
YAMAHA APX12-5A
12弦ギターの音が欲しくなったので購入。ステージで使うのではなく、自宅で音を楽しむつもりでした。尊敬するピート・シーガーさんは12弦ギターの名手です。広がりのある音がわくわくさせてくれます。
ヤフーオークションで5度目のトライで落札しました。程度がものすごくよくて、弦高も問題ないギターでした。結局、使う機会がなく、ヤフーオークションで、落札価格で売却しました。