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励まされたことば ・ 励ましたことば

ン年(?)もの長い手話活動、通訳活動を続ける中で、
あなたが人に励まされた言葉は何ですか? あなたが人を励ました言葉は何ですか?
そんな問いを会員に向けてみました。 返ってきた答えは…? 

★努力が足りない。
 読み取り通訳のことで,、「ろうの人の手話はわかる。でも、それにぴったりくる言葉が思い浮かばない。やっぱ年取るとダメだな…」とため息をついたら、70歳を過ぎた母から「そりゃーいけん。私は60歳過ぎまで、もの忘れとかなかった。努力が足りん」と言われた。その時、私は40歳代の終わり…。妙に励まされた。


★これから手話通訳をめざす皆さんは「聞こえるろう者」になってください。

 
手話通訳者養成講座で、ろう講師からの一言。「聞こえるろう者」って何だろうと思ったけど、質問はよして、自分で考えてみることにした。インパクトの強い言葉だった。あれから十何年…。折々にこの言葉を思い出し、この言葉の意味を考えた。最近になってやっとその意味に気づいた。





                   





★私は手話サークルへ行き、地域の聞こえる人たちへ手話を教えます。サークルは大切です。地域の聞こえる人が手話を覚えてくれたら、災害が起きた時、私たちを助けてくれると思うのです。そういう思いで教えてきた手話なのです。私たちにとっては大切な手話なのです。

 
2006年9月はつらかった。広島県の「手話・要約筆記競争入札問題」が起きた。県と交渉を重ねる中で、あるろうのお母さんが言った言葉。「そういう思いで教えてきた手話」「大切な手話」という必死の訴えを見た。「だから、手話通訳を入札なんかにしないで」と。この言葉は入札問題の経緯をまとめた冊子にも載っていて、冊子を開くと目に止まる。励まされた…というよりぐっときた言葉かな? いや、やっぱり励まされてる。






★手話通訳者が一緒だと、飛べる。
 「手話通訳 ・ 一緒 ・ 飛ぶ ・できる」 という手話の次に出てきたのは、「通訳 ・ いない ・ 落ちる」 という手話だった。「落ちる」は、舞い上がった鳥が墜落するような手の動かし方。交流の席で、だいぶお酒が入っていたけど、人生の大先輩のろう者の言葉。ご苦労が偲ばれて、じ〜ん…。
広島県手話通訳士協会
ふぁいとっ!
★家族を大事にしよう、家庭が一番!
励まされた言葉かぁ…いっぱいあるなー…。 励ました言葉かぁ…、仲間から「あの時のあなたの言葉に支えられた」とこれまで何人かから電話やメールをもらったことはあるのだけど、何を言ったのやら?? きっと酔っぱらっていることが多いので記憶喪失?? まぁちーと振り返ってみますわ。 あっ、ひとつ思い出しました。「家族を大事にしよう、家庭が一番!」はよく言いますね。