近代ヨーロッパガラス ボヘミアングラス

●  ヨーロッパの中部で13世紀頃よりガラス工房が活動を始めていた。
    シレジア、
ボヘミア、ドイツ北部、ドイツ南部ライン川流域、フランス ロレーヌ地方は、豊富な森林が燃料はもちろん、木灰が
    
ガラスの原料となった。森林ガラスと呼ばれた所以である。

●  15,6世紀頃ボヘミアは、ヴェネチアのガラス工芸とつながり発展していった。このためレース・ガラス、ゴブレット杯、エナメル
    彩画法など
ボヘミアガラス工芸に影響を与えた。 

レースガラス 蓋付ゴブレット 高さ:35cm ヴェネチア 17世紀
無色透明の
ガラスに乳白色の色ガラスの細い線を封入し溶着して作られたガラス器ヴェネチアの秘伝的作品。











 

●  17世紀になるとボヘミアでは、木灰を使うことで炭酸カリュームなどカリ分により、無色透明の光沢ある ガラスを創り出した。
    これが歴史上名をはせた
ボヘミアンクリスタルヴェネチアとの決別である。

●  17,8世紀 ボヘミアンクリスタルを素材にグラヴィール(伝統的な水晶彫り)或いはカットによる装飾を施し、ボヘミアングラス
    確固たる時代を築いた。
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カットによる装飾 現在のボヘミア ガラス工房
カット装飾のガラス花瓶



グラヴィール 銅製グラインダーによる彫刻 現在のボヘミア ガラス工房
グラヴィール装飾のガラス花瓶








ここに紹介できるのは、ボヘミアングラスのほんの一部ですが、ガラスを引き出す伝統に培われたを感じることができます。手にして解ります!


楠原さんの所でボヘミアングラスを手にとって見ることができます。
来られる時は、
予め電話をしてください。TEL:082−281−0502です。
美味しいコーヒーをお入れします。広島市南区向洋新町二丁目18−23です。

                   
                   
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