広島城南西部分

中堀(体育館部分)

県立体育館(グリーンアリーナ)が改築したときに広島県教育委員会によって発見された中堀の石をモニュメントとしたものです。中堀はこのあたりで南北から東西へと向きを変えていると考えられます。

城南通りから南西に向けてとった写真。奥に県立体育館(広島グリーンアリーナ)が見えます。

外郭の櫓台

広島城は太田川を西側の外堀としていました、この櫓台は広島県教育委員会によって発掘調査が行われましたが、現在櫓台が原位置を保ったまま残っていて石垣が露出しています。ただし、西側(つまり川側)は石列がはっきり見えますが、東側はよくわかりません。太田川の土手にありますが、夏は草が茂っていて、見つけにくいかもしれません。

空鞘橋からやや南に下ったところにあります。写真は北西からとったもの。左奥にリーガロイヤルホテル、右奥にこども文化科学館の建物が見えます。
こちらの写真は南西からとったもの。上の写真より、芝が刈られていますので、このような場合は見つけやすいと思います。

外郭の櫓台

広島城の南側の外堀は、現在の相生通りと、ほぼ一致します。南側外堀の一番西側の櫓台は、地中に残っている可能性はありますが、発掘調査をしたわけではないので、詳細の位置は分かっていません。ただし、戦前は櫓台が露出して残っていたようで、このあたりにあった変電所を櫓下変電所などと言っていたようです。

後ろに見えるのが広島市民球場です。商工会議所、原爆ドーム前電停に囲まれた茂みのなかに、ひっそりと碑がたっています。相生通りの歩道からよく見えます。

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