広島城と鯉城

広島城は、鯉城(りじょう)という別名で呼ばれています。

と、広島城のリーフレットにも書かれていますが実は、どうして鯉城と呼ばれるようになったかはわかりません。

広島城のリーフレットのなかでは、「一説には、この付近一帯が己斐浦と呼ばれ、己斐の音が鯉に通じることから呼ばれるようになったといわれています」と記載されています。しかし、これは江戸時代後半に書かれた書物であり、由来に関する真偽は定かではありませんが、少なくとも江戸時代にはそのように呼ばれていたようです。

それはともかくとして、鯉城という名称は、他の城と比べてかなりポピュラーです。多分、鯉城にちなんで、カープが名づけられたところからネームバリューがあるのでしょうか。様々な名称に鯉城が使われています。ほんといろいろな種類の会社、名称があるのです。
一番有名なのは、鯉城通りでしょうか。


鯉城通りについては、中国新聞平成19年1月23日の夕刊1面に特集記事が出ています。

鯉城については現在、いろいと調査中です。
下にある写真はその一部です。すべて広島市内で撮影したものです。
主に店名、会社名などですが、フラワーフェスティバルの踊り「鯉城やっさ」や、「鯉城ふれあいクラブ」の幟などもあります。

この鯉城については、平成19年7月にその名も「鯉城とカープ」という企画展を開催しました。
そこでくわしく述べたのですが、いずれ余裕ができたらその内容をUPします。


平成18年10月頃から平成19年6月頃まで、広島駅の近くに鯉城家というラーメン屋がありました。
お店の人に聞くと、地域に根ざしたネーミングということで、名づけたそうです。
やはり、鯉城の名称は、広島の地域と欠かせないようです。

表の看板
鯉のイラスがかわいい
ラーメンの丼、
ここにも鯉のイラスト


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