<新世紀GPX サイバーフォーミュラ>




物語の舞台は2018年、第13回ワールド・グランプリ

それまで男たちに独占されていたサイバーフォーミュラ・レースに
彗星の如く現れた女性ドライバー、ジャクリィン・コーリィーン。

美しい容姿と、華麗なる走りで世界中の人々を魅了した、
サイバーフォーミュラ・レース史上初の女性レーサー。
兄と最愛の夫が遺したマシン---恐らくは世界最高の---を駆って
未知なる世界に飛び込んだ彼女は、
並み居る強豪たちを物ともせずに勝ち星を重ね、
ついにはワールドチャンピオンの栄光までも
その手に勝ち取ったのである。

その偉業を讃え、人々は彼女をこう呼んだ。


[地上最速の女神] と