だめ
自分一人でガーっと盛り上がって、一気にアタックしては砕けるというパターンから抜けられない。だからフラれたことが多い。
そのフラれ方ってのは大切で、傷の深さや立ち直りの早さがそれによって変わる。と、某友人が言ってた。大賛成!
好きって気持ちに応えられないなら、せめて上手にフってほしいよね。それってわがまま?あ、違うね。上手にフることのできるような人好きにならなきゃね。
「友だちとしか思ってない」とか、「どうやってつきあうの(遠距離だった)」とか、言葉はいろいろだった。
その中で、「だめ」って言われたことがある。つきあえるような情況ではない。はじめから対象外。だから、「だめ」。
うまいなあ、と思ったよ、この言葉。
相手のプライドを傷つけることなく、でもはっきりとした拒絶。そして、オトナがコドモを諭してるような、一枚上手の言葉。
そう。気持ちを受けいれられない時は、きっぱりと断る方がやさしい。あきらめというのは、すべての望みが絶たれて初めて生まれるから。
じゃあ、自分はどうだったんだろう。
なんとなく、自然に相手がひいてくように仕向けてたかも。。。卑怯だったかなあ。そうだよなあ。それって、相手の気持ちにちゃんと向き合ってないよね。いつでもハッキリさせるのがいいとは言わないけれど、曖昧な言葉でつなぎ止めるなんてしてはイケないよね。
「(そういうシチュエーションなら)自分からフらなきゃ!」と言われたこともある。
ほんとにその通り。絶対自分からきっぱりと切るべき場面だった。
上手にフラれるより、そっちの方がもっとかっこいいね。
いかに気持ちを次へとつなげることができるか。
せっかくの失恋だもの。ひとまわり恋上手にならなきゃソンだよね。