とりあえず
誰のだったか忘れたけど、エッセイにあった。
友だちとかの彼氏の写真を見せられて、“うっ”と褒め言葉に詰まった時。とりあえずなんていうか?ての。
どうやらオンナは「やさしそうな人ね」と言うらしい。なるほどその通り!
で、逆の場合、オトコは何と言うか、ってーとね、
「明るそうな人だね」
と言うらしい(男性のみなさん、そうですか?)。
これもなるほどね!、と思った。
出会い系で“相手に求めること”って、「明るくてやさしい人」というのはおきまりのように出てくるよね。
でも、じゃあなんで、とりあえずオンナは「明るそうな人」と褒められ、オトコは「やさしそうな人」と褒められるんだろうか?
思うにね。
割合の問題かな、と。
明るくないオンナは少ないし、やさしくないオトコも少ないのではないだろうか?
だから、ほめ言葉としてはとっても無難なのではなかろうか。
ウラを返せば逆は希少価値ってことか。やさしいオンナは少ないし、明るいオトコも少ない?
うーん、でもなんかそれは救いのない考え方だ。
むしろ、やさしさはオンナの標準装備で、明るさはオトコの標準装備だと思われている、とか?
うーん、それもなんだか納得いかない。
結婚紹介所から紹介レターが届くようになって、6名の紹介があったけど、「ユニークで楽しい人」という紹介は1人だけ。
あとの方々はたいがい、「あまり自分を語りませんが・・・」とか、「口数が多いほうではありませんが・・・」とか付いていた。別におしゃべり人間とつきあいたいわけじゃないんだけど、「明るい人」と周囲から言われる男性は意外に少ないものなのかな、と思ったの。
きっとそれは、つきつめて考えれば日本社会の伝統にまで及ぶことなのだろうな。
でも。とりあえず、「明朗快活」の4文字熟語が似合う人がいいなあと最近思います。
そしたら私、どんな4文字熟語が似合うオンナ目指すべき?