ひとり
人間には、というより、オンナには、3種類いる。
性交渉の相手が生涯ただ一人の女と、複数の女と、まったくいない女。
まったくいない、ということについてはちょっと置いておくとして。
生涯ただ一人と、複数。これって結構考えてしまう。
うーんとうーんと若い頃ってさ、一人でいいと思ってた。っていうか、それが理想だった。
ずいぶん昔。芸能雑誌で若かかりしアグネス・チャンが「恋は1つでいい」と言っていたの。
妙に印象深くて覚えている。共感もした。
でも、だんだんと、いくつか恋を重ねることでほんとに大切な人がわかるのではないのか?と思うようになった。
結婚したらただ一人。その気持ちは揺るがない。けど、それまでにいろいろ経験してみたいよな、って。
えー!?って言う人もあるだろうねえ。あって当然。
でも、うなずく人もあるだろうねえ。そっちの方が多数派という気もする。
どっちにせよ、人それぞれでいいと思うんだ。
ただ、どうもオトコというのは、できれば自分だけであってほしいと思う傾向が強いらしい。
竹内久美子さん風にいえば、それって遺伝子のなせる技で、確実に自分の子だとわかる一番確かな方法は、自分以外と性交渉を持たせないことだものね。
じぶんは浮気するくせにさー。
生涯この人だけ、と決めていたのに、結局別れてしまうこともあるだろうし。
実際に何人、なんてことはあまり意味がない。
つまりね、ここでいう「ひとりが複数か」、というのは、実経験より気持ちの問題かも。
若くして結婚して、あとから「もっといろんな経験したかった」と思うことだってあるだろうしね(笑)。
別にさー、ほんとにどっちでもいいことだと思う。本人がそれで満足して幸せなら。
それに、今はむしろ、性の不一致がないかどうか確認してから結婚を考えるべきだって方向でしょ。
でも、だらかこそ生涯ひとりって女性と、そうでない女性と、違うような気がしてならない。
なんでだろ。