お断りの言葉
お見合いとかして、あ、やっぱり違う、と思ったら、お断りをしなければならない。
普通、親が、紹介してくださった方に電話で伝えて、そこから相手方の紹介者へと伝えられ、相手本人へといく。かなりまどろっこしい。
一度直接本人に断りを言ったら、紹介者にこっぴどく叱られて大変だったので、この手順は崩してはならないらしい。
どうもね、紹介者たちは多少の嘘もついてるような気がするのね(ウラ日記「独身証明」参照)。まぁ、2,3回会ってみて、くらいに思ってても相手には「すごく気に入ってる」と伝えられていたり。あんまりそういうこと確認しないもん、本人同士。
直接断ると、そういう嘘がバレバレになるからまずいのかも、と勘ぐったりする。
だって、 逆に断られるとき。その時は理由は教えられないもの。断られた、という事実のみ告げられる。
もし理由を言われたとしてもそれがどこまで本人の言った言葉なのか疑問。だってもう確かめようがないわけだから。
だったら、あれこれ頭をひねる「お断りの理由」というのは、こちらの紹介者およびあちらの紹介者用ってことね。
見合いが面倒だと思うのは、こういう時ね。
まあ、こちらとしては直接言う気の重さはないわけだけど。(そのかわり、「そんなこと言わないでもう一度だけでも」という周りからのプレッシャーと闘わなければならない)。
第三者仕様で、なんて言ってお断りするか。難しい問題だ。
だって。違うな、と思うのはそういう釣書にあがってくるようなものではないんだもの。
身長も学歴も仕事も、それが理由で相手をいやになることはない(断言)。
じゃあ何をもって判断してるかというと、外見、全体的な雰囲気、しゃべり方だったり、ものの考え方だったり。そういうものでしょ。
で、最終的には「この人とセックスしたいか?」という問いになるわけよね。誰だったか「その人のパンツを洗えるかどうか」が判断基準だと言ってたっけ。それも同じニュアンスあるよねえ。
本音でいえばただ一言「好みではない」で済んだり、「いい人なのはわかるけど抱かれたくない」だったりする時に、じゃあ、どう断ればよいのだろう。ここで悩む。まさかそれをそのまま言えないよ。
で、結局は「長男さんはやっぱりちょっと」とか「会話がなかなかすすまなくて」とかって理由に落ち着く。
モノの本によると究極のマルチ言葉は「ご縁がなかったようです」らしい。なるほどね。でもこれはどっちかっていうと、本人に直接言う時の言葉かなあ?
見合いも回数重ねると、会う前から断りの言葉を考えてたりする(笑)。この人だったらここを理由に断れるな、って。だったら始めから会うなよ、て話しだけど、そんなんわからないじゃない?もしかして、断り言葉を言わなくていい相手かもしれない。
そんな出会いが早くあればいいと思います。