結納の式次第

ちなみにホーネットくんとsarangは媒酌人とか仲人といった人をたてず、本人+両親だけで行いました。

○玄関前であいさつ

○結納セットを飾る(お返し結納はあらかじめ飾っておく)

○仏壇に合掌

 席は、床の間に向かって左側が新郎側で右が新婦側。床の間に近い方から、新郎新婦・父・母の順。
 ホーネット家とsarang家では、ともに両親が足が悪くて、ソファーで行った。

@みんなであいさつ 「お世話になります、よろしくお願いいたします」
A新郎父「それでは、ただ今より、○○(新郎)家 ○○(新婦)家の結納を行いたいと思います」
(新郎、新婦の前に結納品と目録を運ぶ)
B新郎父「これは○○(新郎の名前)からの結納品です。幾久しくお納めください」 礼
(新婦家全員礼 新婦→父→母の順で目録に目を通し、もとにもどす。)
C新婦「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」

(新婦、結納品を床の間へ運び、受書を新郎の前へ運ぶ)
D新婦父「○○(新婦の名前)からの受書です。幾久しくお納めください。まことにありがとうございました」
(新婦、おかえし結納を新郎の前に運ぶ)
E新婦父「こちらは○○(新婦の名前)より心ばかりの結納の品です。どうぞ幾久しくお納めください」  
 礼

(新郎家全員礼 新郎→父→母の順で目録に目を通し、もとにもどす)
F新郎「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」
G新郎父「本日はありがとうございました。とどこおりなく結納を納めることができました。今後ともよろしくお願いもうしあげます」
H新婦父「こちらこそ、いろいろありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます」


メモ
 実際にはもう少し簡略化してたような気がします。例えばBやEで目録に目を通すとあるけど、それはすごい手間なので、目録を受け取って礼してすぐに次に渡しました。
 結納の後は、桜茶を出して、その後ふつうのお茶とお菓子をお出ししました。
 結納のパターンはいろいろあるみたいで、とどのつまり、好きにやればよい、ということらしいです。それぞれの事情にあわせて工夫してOKだと思います。
 それと、結納の日が母の日だったので花を両家の母に渡したのはよかったです!どう渡すかずいぶん考えたけど、実母に花束、義母に1本だけ、というのはよかったと思います。ホーネットくんが写真好きで、全員そろっての写真を撮ったのもよかったよ。結婚式の写真はたくさんある夫婦が多いと思うけど、結納の写真がある夫婦って意外と少ないんじゃないのかな?ぜひおすすめ!


結納品:ピンからキリまでありました。私たちはわりに早い時期に進物屋へ行ったんだけど、行くといきなり正面に結納フェアが張られていて、かなりびっくりしたっけ。立派なセットや、結納セットを利用して作られた羽子板(記念として残すらしい)とかドドンと置かれていたなー。
結納にどれだけのこだわりを持つかはそのカップルによると思うから、どういうのにしても二人でよく話し合って決めればそれでいいと思う。
私らは寿というお店で見つけた、ちょっと上品な感じのセットを使った。(画像参照)ホーネットくんがきっちりやろうとがんばってくれて、ちゃんと品目もそろえた。結納品は奇数なんだって。どうも、おめでたいことは奇数でないといけんらしい。で、通常、「松」(=結納金)「竹」「梅」(酒料と魚料。新婦側がもてなすためにお金を使うのでその代金らしい)「末広」(=扇子。縁起物)、「コンブ」(=ホンモノのコンブじゃなくて紙だったけど。やっぱり縁起物)の5品が基本なんだけど、近年は婚約指輪なるものがはいったために6品目になってしまい、このつじつま合わせのため山口地方では「百飛喜(ひゃっぴき)」というものが入ったようで。で、ゆびわと百飛喜で7品目。
奇数にはホーネットくんがこだわって、きっちり合わせてくれました。
さらに、女性から男性へ送る「結納返し」なるものがあって、これも結納セットと同じようなセットを購入。やっぱり奇数になるようそろえました。
←左が結納セットで右がお返し結納セット