人生に影響を与えしもの
人の人生には、その時その時思わぬ影響を与えてくれる人がいます。
人は、決して一人では生きていけないし、誰かの手につかまらなければいけない時もあるのです。それは、障害者、健常者に係わりなく…
何時だったか、私に、言ってくれた人がいます。
障害者が、障害者であることを前面に出して行動をすれば、暴走して失敗もするし、健常者が、必要以上に障害者に対して何かをしようとすれば、それは、ただの押し付けになって失敗する
と、要するに、「配慮すること」と「特別扱いをすること」は違うということです。
きっと今の私が、こうして社会の中できちんと自分の居場所を見つけることができたのは、そんな周囲の人たちの影響を多大に受けているからだと思います。「特別扱い」ではなく、「配慮」をしてくれる人のおかげだと思います。
時として、障害を持つとまず権利の主張をしてしまう場合があります。
私自身時にそんな方向に傾いてしまいそうになることがあります。ただ、本当の意味で、社会の中で、一人の人間としての居場所を探そうとするのなら、やはり自分自身のバリアを破って、「特別扱い」ではなく「配慮」をお願いする、それが、一番なのかもしれません。
幸い、私には、そんな大切なことを教えてくれる人がいました。
同情ではなく、きちんと意見をしてくれる人こそ、大切にするべきだと今改めて思っています。