青い空を駆け巡る風になって
 逢いに行きたい

 夜空に輝く星になって
 いつでも優しく見つめていたい

 どんなに強がって生きてみても
 どんなに冷やかに振舞ってみても
 人は どこか淋しがり屋で
 人は なぜか人恋しくて
 
 心の隙間を埋めたくなったり
 心の潤いを求めてしまう

 人は 決して
 一人では生きていけない
 ただ
 人は なぜか時として
 一人で生きていけると想い
 一人で生きていこうとする

 青い空を駆け巡る風になって
 逢いに行きたい

 夜空に輝く星になって
 いつでも優しく見つめていたい

 そして、ほんのつかの間
 羽を休める小さな小枝がほしい

小さな願い