ひとときの せつなきときを 我が想う 愛しき人の そばに佇む

ひっそりと 花壇のすみに 咲く桔梗 静かに告げる 秋の訪れ

夕暮れの 淡く優しい 空の色 ふと気がつけば 涙一筋
おめでとう その一言が 言えなくて 差し出す箱に 父の微笑み
何気ない 友の言葉に なつかしい 昔の自分に 想いをはせる
夕風に 吹かれて過ごす ひとときに 願うは 明日の 穏やかな日々