求愛

「好きだ。
愛してる。
君ほど素晴らしい人間はこの地球上の何処にもいない。
いつまでも、いつまでも、僕と一緒にいて欲しい。
いつまでも、いつまでも、この世界の終わりまで。
君さえいれば、僕は他にはなんにもいらない
ああ、君はなんて素晴らしいんだ」
 そこまで言って、僕は熱い口づけを交わす。

 鏡に写った僕は、今日もとても美しい。

 居間で母ちゃんが、心配そうにこっちを見てるが、気にするな。僕。
 真の愛とはそういうものだ。と本で読んだ。