ミカンを食べると太らない?
食物繊維ペクチン アミラーゼを抑制

       2000年5月21日の農業新聞に上記のタイトルで掲載された概要を紹介します(抜粋)       
      日本栄養・食糧学会で愛媛大学医学部韓立講師が発表、「ペクチンが血中のコレステロール値を
抑える作用があることは知られるが、抗肥満作用が分かったのは初めて」「人間は寿命が長いので、
毎日一定の量のペクチンを食べれば効果が期待できる」とコメントしている。

ミカンに含まれる食物繊維ペクチンが、中性脂肪をつくるアミラーゼなどの働きを抑え、肥満を予防
する作用があるそうである。
高脂肪食だけを食べたマウス群と、12%のペクチンを加えた高脂肪食を食べたマウス群を比較した
結果、ペクチンを加えたえさを食べたマウスの脂肪量は明らかに少なくなっていたということ。

肥満は食事中の糖質と脂質のとり過ぎが原因といわれる。
ペクチンは、多くの植物(温州ミカン、リンゴ、カボチャ、ゴボウ、サヤエンドウなど)に含まれる植物繊維
である。
    
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