浜本院長によるクラシック音楽へのお誘い       浜本眼科クリニック 境港市上道町 

   
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変奏曲--いやしの音楽2








1. J.S.バッハ




2.モーツァルト




3.ベートーヴェン




4.5.ブラームス

いやしになるクラシック音楽として変奏曲の中から選んでみました。

 変奏曲とは、主題(テーマ)が最初にあり、その主題のメロディーやリズムを何回も変化させて作られた楽曲です。ドドソソララソーというきらきら星のメロディーをご存じと思います。これを変奏した曲が「きらきら星変奏曲」です。(モーツァルト作、<ああ、お母さん、あなたに申しましょう>による変奏曲 K.2651778年作曲)変奏曲として作曲された曲もありますが、交響曲やピアノ協奏曲の1つの楽章に用いられたものもあります。お勧めしたい変奏曲、または変奏曲形式を含む作品を年代順に選んでみました。(私の愛用している盤も参考までに載せてみました)

1.J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲 BWV 9881742年作曲)
(グレン・グールド、ピアノ 1981年録音) (鈴木 雅明、チェンバロ 1997年録音)

 ドレスデン宮廷にいたカイザーリンク伯が眠れないため、バッハの弟子で楽人のゴルトベルクにチェンバロを弾かせようと作曲を依頼したところ、バッハは変奏曲にあまり関心がなかったようですがこの傑作を作りました。伯爵は大いに満足したそうです。それでゴルトベルク変奏曲と呼ばれるようになりました。バッハの最高傑作の1つです。
 グールドの演奏はピアノですが、躍動感あり、しっとりしたところあり魅力的です。鈴木雅明氏は東京藝大での学生の指導、オルガン、チェンバロ、指揮で活躍中です。鈴木氏の演奏はエレガントで、18世紀の宮廷で聴いているような気持ちにさせてくれるでしょう。30変奏まであり、50分くらいの大曲です。この曲を聴くとかえって興奮して寝られないかもしれません。

2.モーツァルト ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 (1786年作曲)
(内田光子、ピアノ、ジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団1988年デジタル録音)

 モーツァルトとしては珍しく短調で始まるこの曲の第3楽章が変奏曲形式で、第3楽章は明るい感じになっています。

3.ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」(180204年作曲)
(ピエール・モントゥー指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 1957年録音)

 ベートーヴェンの中期の傑作です。この曲の第4楽章が変奏曲になっています。この主題はベートーヴェンお気に入りのメロディーで他の楽曲にも使われており、この曲が4回目の使用で究極的な形になっています。

4.ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 作品98 (1884年作曲)
(カール・ベーム指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 1976年録音)

 ブラームスの交響曲の最後の作品です。この曲の第4楽章にパッサカリアという古風な舞曲が31回繰り返され、その上に変奏がなされており変化に富んだ変奏曲になっています。

5.ブラームス ハイドンの主題による変奏曲 作品56a (1873年作曲)
(カール・シューリヒト指揮、南西ドイツ放送交響楽団 1960年頃録音)

 変奏曲と名の付いた曲をもう1つあげてみました。この曲はブラームスの作品の中でも傑作であり、変奏曲史上の秀作とされています。ブラームスは以降、これまでに体得した独自の管弦楽法による新しい変奏曲の世界を切り開きました。

 以上、ドイツ、オーストリアのクラシック音楽の名曲で変奏曲形式のものを挙げてみました。どの曲も長いので、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲(17)か、モーツァルトのピアノ協奏曲(30分弱)ぐらいから聴いてみませんか。心に響く曲があるといいですね。

 


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