序&壱章 | はっきりカップリングも何もなし。話がいきなり飛んだりして・・・ どうも戦闘シーンは苦手で、これからもこういうことがしばしば続く気がする(汗)。 九桐の「はてどっかで聞いたような・・・」と言うセリフは、陰スタートだと少し心が痛みます。 そして、陰から始めた場合は、どうしてもあっさりと陽キャラにいい顔が出来なかったです。 陰スタートだと陽キャラとほとんど会わないからなぁ・・・ |
赤雨 | 本当は陰からちまちまと書いていくべきなんでしょうが、あえて龍斗の回想ということにしてみました。ということで、天戒様との出会い。 血の海の中でじっと天戒を見つめる龍斗という構図は結構前から考えていました。 陰から始めたとき、正直私は鬼哭村の人が少し怖かったです。 人が殺されたことに対して歓喜の声を上げるということに対して・・・ 天戒にとって心から望むものはなんなんだろうと、私は思います。 |
弐章 | 私的設定。 お葉が何故憶えているかについては、彼女が主人公と関わりがあり、かつ一度死んだ為だと 勝手に考えています。 陰でお葉は主人公に自分の歌を聞いて欲しいと言って息絶えました。陰スタートで陽に移った時、ああ主人公は彼女の歌を聞くことが出来たんだなぁ・・・と思ったのがきっかけです。 彼女は怨霊となりながら、どんな思い出主人公に、そして京梧に唄ったのでしょうか。 |
想歌 | 桔梗って、時としてとても子供のように思えます。 彼女のやった事は、きっとひどいことなのかもしれませんが、彼女の行動のおかげでお葉が救われたのも事実のような気がします。 陰に於いて桔梗を説得する時、一応は説得に成功にはなるものの、私には彼女を説得できた気がしませんでした。 ただ、お葉が哀れだと言う想いで彼女を甦らせ、それは龍閃組から見れば、許せないことではあっても、それは桔梗の精一杯の優しさなのかもしれません。 |
参章 | 続いてしまった・・・ 涼浬は個人的には結構好きです。うちの龍斗はどこか彼女に似ているような気がします。 彼女はどれほどの決意を秘めて、実の兄を殺さなければならなかったのか。 ただ、盲目的に幕府を信じていた涼浬にとって、この話で出会った兄弟や、私利私欲の為に人を簡単に陥れることが出来る幕臣はどのように映ったのでしょうか。 |
四章 | 前回の続き。そして戦闘シーンは相変わらず飛ばす・・・ ゲーム中、奈涸との戦いのとき、「ああ、今ごろ鬼道衆も同じ場所で半蔵と戦ってるんだなぁ」と妙に感慨深かったです。 陰では骨董品店は引き続き奈涸がやっていましたが、陽では涼浬が引き継いだことに関して前回とは全く違う時間なんだなぁと実感せざるを得ず、少し寂しかったです。 ・・・その場合、みんなは買い物をどうしてたんだろう・・・ |
五章 | 考えてみれば京梧がなんだか嫌な奴になってきている・・・ゲームの話もすっ飛ばしてしまった。 多分ゲーム中では、主人公が以前の記憶を持っていることを前提にしているのではないかと思ういます。今まで生きてきた全てがまるで無かったことのように時間が進む中、比良坂との会話は少し救いになる気がしました。一人だけでも、自分が確かに生きていた時間を確実に知ってくれていると言う事は嬉しい反面、うちの龍斗にとってはとても辛い事なのかもれません。 陰陽合い交わりて・・・と言うセリフ。 本来ならば、鬼道衆と龍閃組双方で力を合わせ柳生と闘うべきにもかかわらず、それを出来ないでいる龍斗。円空に言われた言葉もそうですが、龍斗は今の仲間を大切にするべきなんでしょうが、過去を求めるあまりに、今生きる時間を大切に出来ていない。もしかしたら主人公とは呼べないのかもしれません。 比良坂「偏らないで・・・」 すみません。偏りまくっています。(涙) |
六章 | 段々とゲームの内容から外れてきた。いえ、前からそうなんですが。 血風禄に於いては修正されていましたが、雹に対して美里が言ったセリフ、はっきり言って少し腹が立ちました。全てを失った人の前で、どうしたらあんな事がいえるのかが不思議で仕方が無かったです。美里は嫌いではないのですが、彼女がたまに言うセリフは時々受け入れがたいものがあります。どこか奇麗事だけを、理想論だけを語っているように思えます。 もちろん、そうなれば素晴らしいとは思いますが。 |
泪月 | 龍斗の過去をちょっと出してみたり。にしても、天戒様奥手だなぁ。 なんだか、天主を目指してるにも関わらず、全くなっていないことに今更気付きました。 駄目じゃん! 美里にたいして、どうも嫌な言い方をすることが多い気がするうちの主人公。 「もし俺が・・・」という質問は、陰の菩薩眼の話で、美里の様子を見に行った時、そして後半で天戒と話したときに、私が彼女に聞いてみたかった事です。 実際そこで、「許せる」なんて事はありえないと思うし、私だったら絶対にその相手を憎むと思います。もしあそこで美里が「許せます」と言ったらそれは逆にその人の人格を疑ってしまうし、「許せない」と言ったなら、彼女が言っていることに矛盾が出てきてします。 結局は答えなんて無いのかもしれません。 |
蒼き月 | 蒼い月。bluemoon。私のお気に入りのカクテルの名前です。ありえない事という意味があります。つまり龍斗の見る夢は、無かった過去であり、決してありえない未来と言う事。 今回も少しだけ龍斗の過去が出てきました。 嵐王との会話。彼は過去を、天戒を思うあまりに、一番大切な何かを忘れているような気がします。ゲーム中でも、嵐王に対しての感情入力は、ほぼ否定ばかり。まあ、仲間になったけど。 にしても、天戒と龍斗。全然進展しない・・・ |
七章 | 梅月と真那登場。私的に梅月が動かしづらくて大変でした。彼らしからぬ物言いが多いかなぁなんて。多分彼は「糞喰らえ」なんて言う事は絶対になかなぁと・・・ 逆に真那は動かしやすいですね。あの子はとても健気で見ててとても泣けますね。辛い時にも、自分よりも辛い思いをしているであろう妹の為に、常に笑おうとする。笑顔であり続けるのって、とても大変だと思います。 |
八章 | なんだか風祭が目立ってる・・・結構好きみたいです。趣味入りまくりですね。 双龍螺旋脚は実はゲーム中一番使ってたりしました。 ちなみにラストの時諏佐との会話。実はゲーム中で梅月を仲間に出来なかった時の会話。 ・・・梅月を仲間に出来なかったのバレバレじゃん!?実はこっちのエンディングのほうがちょっとだけ気に入ってたりします。時諏佐の話に少しジーンとしました。 |
砂上の城 | 龍斗が桜を見たことが無いという設定。っていうか、日本中いたる所に桜はあるのに、見たことが無いなんてありえねぇ。などと言う突っ込みはなし。たんに二人で見に行こうと約束させたいと思っただけで。ようやく少しだけ天主か?と思ったら、あれだけか?二人とも動かないことこの上ない。にしても益々ゲームを無視しまくった話になったなぁ。 ゲームにおいて京梧は主人公の相棒ってかんじなんですけど、天戒はどうも相棒って感じがしませんね。嵐王が言いましたが、天戒はとても強い反面、本当に脆い人だと思います。その責任感っていうか、使命感ゆえにとても強くあろうとしていますが、彼自身は復讐は愚か、戦うことも望んではいないような気がします。もしも、九角家が滅んでいなければ、案外世間知らずのおぼっちゃんだったかもしれませんね。 |
九章 | 暗い・・・ひたすら暗い。最近龍閃組・・・っていうか京梧のファンに闇討ちされそうな気がする今日この頃。いや、京梧好きなんですよ。本当に。 本来なら主人公という存在は、龍閃組と鬼道衆双方において光のような存在なのかなぁと思います。うちの龍斗見たいに偏りまくってはいけないんでしょうね。でも、もしもあんな出来事があった直後に、今まで敵として対峙していた者たちと共に戦うことになった時、私はきっとすぐに気持ちを切り替えることができないだろうなぁと思います。 でも、私自身は龍閃組として生きている龍斗も彼が気付かないだけで確かに幸せだったはずだと思っています。 |
拾章 | 辛い時、泣きたい時に泣けないのは、とても苦しい事だと思います。龍斗が今まで泣かなかったというか、泣けなかったのは、自分自身でそれが許せないから。自分のせいで人が死んだのに、自分にはそんな資格は無いと、心のどこかで思っていたのかもしれません。 時諏佐との会話は、なんだか予感めいたものを感じました。ここでは龍斗が、時諏佐に対して、過去の事を全て話しているんですが、それは彼の懺悔みたいなものだと思います。 作中でも少し言いましたが、龍斗が龍閃組に対して歩み寄ることが出来ないのは、その罪悪感から。本来ならば、彼自身の口から龍閃組の仲間に対して全てを語るべきなのだと思います。 しかし、それをしなかったのは彼の弱さなのだと思います。私自身はこの話の結末は既に決まっているのですが、もしここで、龍斗が中間達に対して全てを話すことが出来ていたら、きっともっと違う結末もあったのかもしれません。 |
拾壱章 | 金剛が主人公に対して、「本当に人間か?」と問い掛けたとき、正直なんと答えるべきかとても悩みました。ゲーム中に於いて主人公は常に人間とは経だった存在に書かれていたような気がします。まるで大地を流れる気のような存在だと。私は主人公は当たり前に人だと思っていましたしそれ以上に、彼が人でないと言う事など考えもしなかったから、それを言われた時は少しショックでした。龍斗は人であるがゆえに、悩み悲しみ、そして苦しんだ。人であるがゆえに苦しみの中に喜びを見出すことが出来た。京梧が「案外あんたの方が人間じゃなかったりしてな」といったとき、もしかしたら彼には他意はなかったのかもしれませんが、嬉しかったのも事実です。 うちの京梧は龍斗とは決して仲がいいとはいえないけれど、彼はきちんと彼を認めているのだと思います。 |
拾弐章 | 考えてみたら戦闘シーンをまともに書いたのは初めてな気がします。天戒の「このままではこの下らん馴れ合いは・・・」って言うセリフを聞いた時、陰スタートの時は、え?もしかして主人公のこと覚えてる?と思ったものです。陽編で陰のキャラと闘う時は、とても辛いと思いましたが、天戒と戦う時が一番辛かったです。陽スタートの場合は、陽のキャラと闘うことは全く無かった為結構気楽に鬼道衆をやってたんですが・・・(笑)私としては1度くらいは、陽のキャラと敵として戦ってみたかったかな。 |
拾参章 | 邪に入ってから主人公ってとてつもなく存在感がない気がします。感情入力すら一つとか二つとかで回りがどんどん話を進めていく感じで、本当に主人公はここに存在しているのかと思ったものです。実はこれがきっかけだったんですよね。 陰からにしても陽からにしても十三話の時点で、私の中では主人公はいないものと勝手に思っています。まあ詳しい事はまた今度語ると言う事で・・・ |
罪 | 龍斗にとっての罪。龍閃組に何一つ語る事無く、そして仲間でありながら、嘗ての仲間の存在だけを求め続けたこと。ただ一人の幸せの為だけに、彼らの傍に在り続けたこと。多くを知りながら決してそれを告げようとはしなかったこと。しかし、それは人が持つ当たり前の感情。自分の願いの為だけに奔走することに罪は無いのだと思います。命をかけて人を救う事、犠牲になる事はある意味とても簡単なことです。しかしそれは単なる自己満足であって、決してその人のためにはならない。なぜならば残されたものは、その傷をずっと・・・ヘタすれば永遠に引きずっていかなければならないからです。彼にとっての一番の罪。それは自己満足のためだけに、大切な人の、そして多くの人の心に深い傷をつけて逝ってしまった事なのだと思います。 |
拾四章 | ゲームでもこの回は目まぐるしくて大変でした。「何で江戸が火事になってんの?何で火盗改が龍泉寺を包囲するの?御厨がなんで牢に入れられるの?榊結構いい奴じゃん(笑)」とか。私の中では主人公はいなくなってしまいましたが、確かに彼は存在しているのかなと、今更ながらに思っています。ちなみに龍泉寺に全員集合なのは私の勝手な思い込み。なんだが仲間になった人たちって、その回とインターバル以外でほとんど出てこないのが寂しかったので。皆があそこにいても良いんじゃないかなぁなんて。 |
拾五章 | 龍泉寺での事件の後、余りにもあっさり三ヶ月たっていたのには驚きました。え?あれだけ?とか。多分アレだけの事件の後なんだから、きっといろいろとあったのかなぁ。私としては本当は将軍様も出したかったんですが・・・実は裏設定があったんですよね。ただ、話の流れ上大幅にその裏設定を変える羽目になったのであっさり却下。と言うよりは私が始めて書いた魔人小説がそれだったんですよ。まあ、読みたい人がいれば考えない事も無いが。家茂と言う人は結構すきなんですよ。ただし、私の中での家茂はあくまでドラマの大奥に出ていた家茂のイメージしかないので・・・(苦笑)まあ、いい人だったんだろうなぁと・・・ |
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