城下町の橋

川の町である現在の広島には、沢山の橋がありますが、城下町には街道などには橋がかかっていたものの、治安上の理由などでほとんどかかっていませんでした。ここでは、城の内部の橋を除き、街道などの橋を紹介します。全国のほかの都市の場合、江戸時代の橋が現存している場合がありますが、広島の場合、現存していません。


街道にかかる橋

名称 渡る川 コメント
京橋 京橋川 西国街道で東へ向かうときに最初に渡る橋。東には京都があるので、この名がある。
猿猴橋 猿猴川 西国街道で東へ向かうときに2番目渡る橋。猿猴とは河童のこと。
元安橋 元安川 西国街道で西へ向かうときに最初に渡る橋。
猫屋橋 太田川 西国街道で西へ向かうときに2番目に渡る橋。現在は本川橋という。
小屋橋 天満川 西国街道で西へ向かうときに3番目に渡る橋。現在は天満橋という。
横川橋 天満川 雲石街道で北へ向かうときに最初に渡る橋。

運河にかかる橋

名称 渡る川 コメント
西堂橋 西堂川 現在平和大通りあたりにあった橋
真弧橋 西堂川 現在の市役所付近にあった橋
鷹野橋 西堂川 藩主が鷹狩を行ったところから名がある。
中の棚橋 平田屋川 中の棚にあり、現在でも地中に遺構が残っている。
平田屋橋 平田屋川 本通にあったと考えられている橋

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