愛媛の名桜 23 |
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表桜(おもざくら) |
〈種名・ヤマザクラ〉 |
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真鍋家住宅を守ってきた桜 |
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1、樹高 21m |
2、幹周 351cm 根元周 376cm |
3、樹齢 約300年(真鍋家が450年なので、その頃からあるあるとの説もある) |
4、保護制度 四国中央市の指定木 |
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5、所感 |
真鍋家住宅を450年も守ってきたのは、北西に位置する「要害の森」である。この森は風雪から真鍋家を守ってきた。 この森はカシやカゴノキなど、この地方の自然の植生をとどめてめている。表桜もその植生の一部で、今では要害の森の主木になっている。 |
樹冠は四方がほぼ均等で見事な自然樹形をしている。幹の太さ、樹高ともヤマザクラとしては、県内随一である。新芽は赤く、開花と同時に芽吹いて花との調和が美しい。桜だけを特別に保護するのではなく、要害の森全体を保護することが、桜にも最も良い環境である。 |
樹木医 森本政敏 |
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均整のとれた樹形 花と芽が同時にでる |
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【メモ】 |
1、場所 愛媛県四国中央市切山地区 重文・真鍋家住宅の裏山 |
2、満開日 平成19年の満開日 4月5日〜7日 |
3、写真の撮影日 平成19年4月6日 |
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