設立の趣旨
共同作業所オレンジハウスは、精神障害者の社会復帰施設として当事者や家族からの相談、共同作業を通じての就労支援、地域社会との交流、精神障害者に関する啓発などの活動を行っています。2007年10月にNPO法人を取得し、2009年4月より地域活動支援センターⅢ型となりました。また、2017年6月から就労継続支援B型を新設しました。今後、自立的で健全な運営基盤の構築、障害者自立支援法の趣旨に十分応える体制を図りたいと思っております。私達の活動により、多くの心の病を持った方が生きがいのある生活を実感し、地域の一員として社会参加出来ることを願っています。
作業の目的
- 一定の時間を通して作業する事のできる耐久力(体力)をつける。
- 一般の企業から作業を請け負うことで作業に対する責任と商品の仕上げに対する正確さを追及する。
- 自分自身の現在の作業能力を確認する。
- 作業に従事する中で自分なりの息抜きの仕方を体得する。
- 作業に対する工夫のあり方を考える。
- 他の利用者との協調性を養う。
オレンジハウスの歩み
平成12年
- 6月
- 夢ハウスの登録人数が30人を超えたため「新しい作業所が必要ではないか」と夢ハウスの指導員より発案あり。
- 8月
- 保健センターと夢ハウスが協議され、平成13年度開所に向けて、 市へ予算申請をする。
- 12月
- 落合南にある借家(6畳二間、DK)を賃借することにする。
平成13年
- 1月
- 落合地区の民生委員の飯田勉氏に運営委員長をお願いし、受諾してもらう。
- 2月1日
- 作業所開所(試行期間3か月)
- 5月1日
- 共同作業所オレンジハウスとして正式に開所する。
( 利用者10名 指導員3名 )

平成18年
- 10月
- 広島市より障害者自立支援法に伴う小規模作業所に対する方針が 打ち出され、法人化への思いを決める。
- 11月
- 運営委員会で法人化への説明会を実施。運営委員会がそのまま 設立委員会となり準備を進めることとなる。
平成19年
- 5月25日
- NPO法人の設立総会を開き、発起人より設立の趣旨、定款、会費及び財産、事業計画、収支予算、役員の案を提案し、 審議の上決定した 。広島県へNPO法人の申請をする。
- 10月11日
- 広島県より認証され、特定非営利活動(NPO)法人として スタート。
平成20年
- 10月
- メンバーも増え、作業も多種多様となったため、向かいの アパート (2LDK)を第2作業所として賃借する。
平成21年
- 4月1日
- 地域活動支援センターⅢ型として、スタートする。
平成22年
- 2月
- 設立当初から第一作業所として賃借していた借家が老朽化したため 取り壊しとなり、立ち退くこととなる。
- 4月
- 第一作業所は近くにある、かいぜん電気店の2階に引越しをする。 (第2作業所はそのまま)
平成23年
- 5月
- 設立10周年を迎える。
平成29年
- 6月
- 就労支援支援B型事業所を新設する。(第二作業所を引っ越して地域活動支援センターⅢ型とし、第一作業所を就労継続支援B型とした。)

現在に至る。