シ「ただいまー。」
ル「おかえり。シンゴ。」
シ「あーもうくたくただよー。」
へたびれるシンゴ。
シャ「お疲れ様。」
ハ「どうだ?やれそうか?」
シ「うん・・・信じられないくらい人がわいてきてもう天手古舞だよ。」
ル「チャコは・・・」
チ「ウチのメモリーも目一杯や。」
ベ「お疲れ様。」
シ「ポルトさんたちが特になんだか神がかっちゃったみたいになっちゃってすごいんだ。
もう別人みたいだよ。」
ル「そう・・・」
シ「僕もあんなふうになれる日が来るのかなあ・・・」
未来の自分に想いを馳せるシンゴ。
チ「そうや。サヴァイヴは足りるんか?」
ル「まだ、もうちょっと足りないけど・・・」
チ「ここまでやって中止になったらシャレにならんからなあ。」
シ「大丈夫だよ。それは心配しなくてもいいってポルトさんが言ってたよ。」
チ「あほう。シンゴ。なんでも余裕があったほうがええ。
最後にモノを言うのはサヴァイヴやで。」
ル「チャコ・・・」
食事を終えたその晩。
チャコはひとりで星を見ていた。
ル「なにを見てるの?」
チ「ルナ・・・」
隣に並ぶルナ。
チ「いやあ。お父ちゃんもどっかで見守ってんのかなあ思うてな。」
ル「きっと応援してくれてるわよ。
頑張れって。」
チ「そやなあ。」
穏やかな風が吹いてくる。