ハ「あとちょっと・・・あとちょっとかあ・・・」

ぶ〜ん

街をうろつくハワードとその相棒。

ハ「あとちょっと・・・あとちょっと足りないんだ。」

ぶ〜ん

ハ「ベルのやつは、「このままいままでのようにしていけば、間違いなく貯まるんだ。

  いつものように頑張ろう。」な〜んて言ってたけど・・・」

ベルの口調を真似るハワード。

ハ「でも良いことは早いほうがいいよなあ。」

ぶ〜ん

「ヘイ、兄ちゃん買っていかないかい。

サマーサヴァイヴ宝くじだよ。

ウチは良く当たるんだよ。」

ハ「ほんとかあ?」

「過去にも1000万サヴァイヴとか、2000万サヴァイヴがでてるんだ。

当選番号も今日中にわかるよ。」

ハ「そんなにはいらないんだ。100万も当たれば・・・」

「お、兄ちゃん謙虚だねえ。」

ハ「一枚・・・」

「30サヴァイヴだよ。」

ハ「あのスイカもどきと同じだな・・・」

一月の仕事経費以外の個人の小遣い、

500サヴァイヴを取り出す。

ハ「どうする?」

頭の上のブリキ虫に尋ねる。

ぶ〜んと体をふるわせるブリキ虫のブルキン。




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