ベ「ただいまー。」

ル「おかえりベル。お疲れ様。」

ベ「みんなでなにをやってるんだい?」

シャ「それが・・・」

ベ「ああ、最後だから大掃除だね。

  俺も手伝うよ。」

チ「ちゃうねん。

  ハワードが宝くじで100万当てよったんや。」

ベ「へえーさすがハワードだね。」

ア「それをなくしたんだって。」

笑顔のアダム。

ベ「へえ・・・。さすがハワードだ。」

ギャグ顔のベル。

シ「もーいったいどこで無くしたのさー。」

ハ「ベルも探してくれよお。」

ベ「どこらへんで気付いたの?」

ハ「あれは確か・・・」

 

メ「ただいまー。」

ア「おかえりメノリー。」

メ「アダム。ただいま。」

ル「今日は大丈夫なの?」

メ「ああ、明日は夜からだから、ちょっとゆっくりしたくて帰ってきたんだ。」

シャ「おかえりメノリ。」

メ「ただいま。」

微笑むメノリ。

メ「それにしても一体なんの騒動だ?大掃除か?」

ル「それが・・・」

 

メ「当ててなくしてか・・・全くハワードらしいな。

  浮き沈みも忙しいやつだ。」

ふうーとため息を吐いてソファーに腰掛ける。

ズレタ場所から紙切れがチラリと見える。

ハ「ああーあったー。」

ハワードが手を突っ込む。

メ「きゃーー。」

女の子らしい悲鳴を上げるメノリ。

メ「馬鹿っ。どこに手を突っ込んでるんだ。」

ハワードの頭を両の手で叩く。

ハ「へへへ・・・あったぞ。」

シ「でも本当に当たってるの?

  ハワードのことだから番号違いとか・・・」

ハ「それは大丈夫だ。何度も確認して大喜びして無くしたんだからな。」

シ「いばることじゃないよ。」

ル「チャコ。」

チ「よっしゃウチが確認したるわ。」




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