閑話休題

 

ル「おはようハワード。今日ははやいわね。」

ハ「ああ、僕らの住む所が決まる、記念すべき日だからな。さっそくいくぞ。」

シャ「まずは朝ごはんを済ませてからね。はいハワード。妖精の雫よ。」

ハ「なんだ?ヨウセイノシズクって?」

シャ「このミルクの名前よ。それとも大梅蛇の体液と呼びましょうか?」

明るいけど、どこか冷ややかな感じがする。

僕の知ってるシャアラじゃない・・・

ハ「妖精の雫でいいです。」

ニッコリ笑うシャアラ。

シャ「これは星屑のカケラ。こっちは天使の実よ。

 しっかり食べてね」

ハ(パンくずと、木の実だな・・・)

黙って朝食を口に運ぶ。

ル「うーん。ふたりとも浮かれてるわね・・・。」





前ページ     次ページ


戻る