フィ「うう・・・ルナさあん・・・」

シオ「どーしたフィオ。元気だせ。」

肩を抱くシオン。

フィ「うう・・・振られちまったのかなあ。俺・・・」

シオ「おまえも、もういなくなっちゃう人に告白なんて、そんなことしてもなんにもなんないだろ。」

フィ「関係ねえよ。思ってる本当の気持ちを伝えるのに、そんなことは・・・」

シオ「ああ・・・そうかもな・・・」

どこまでも広がる夜空を見上げるシオン。

フィ「お前は言えたのか?」

シオ「ああ・・・」

フィ「コンビ揃って振られちまったな。」

シオ「お前と一緒にすんなー。」

相方の頭をグリグリする。

 

団「それじゃあ・・・」

メ「本当に色々とありがとうございました。」

ハ「うまかったなー。」

シャ「ほんとね。」

ル「今日は本当にごちそうさまでした。」

団「こちらこそ、ありがとうございました。出発の日は見送らせて下さいね。」

ル「はい。」

シオ「それじゃあ・・・」

メ「うん。」

シオ「元気で・・・」

メ「まだ、また会えるぞ。」

シオ「そうだね。」

笑いあうふたり。

メ「おやすみ。」

シオ「おやすみ。」

それぞれが、それぞれの未来へ向かって歩き始めた。




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