「おお〜〜お〜い。」
「待ってくれー。」
カ「あいつらは・・・」
ブ「俺たちも乗せていってくれ。」
ジ「お願いだよ。」
ボ「この通りだ。」
カ「ふざけるな。
お前達、人に銃を向けることすらなんとも思わない連中じゃないか。」
ハ「なんだあ?こいつら。」
ベ「俺たちの出た格闘大会に出てた・・・」
カ「ハンターもやっていて、俺を殺そうとしたんだ。」
ブ「あれは・・・おどしだけさ。」
ボ「ちゃんと生きてるじゃねえか。」
カ「なんだと。」
ジ「ボブは黙ってな。
ねえ、お願いだからさ・・・」
ルナ「あなた達も地球のコロニーにいたの?」
ブ「ああ。」
シ「重力嵐でココに?」
ボ「そうだ。」
ジ「あたし達もコロニーへ帰りたいんだよ。」
チ「ルナ。」
メ「どうする?」
シャ「ルナぁ。」
ルナ「・・・いいわ。」
ジルバの手をとる。
カ「ルナ。」
ルナ「やっぱり大人の手もあったほうがいいわ。
幸い部屋数は余ってるし。
それに・・・」
みんなを見る。
ルナ「コロニーへ帰りたい気持ちは一緒だと思うから。」
いつもの笑顔を見せる。
ボ「ありがてえ。」
ジ「お役にたって御覧いれるわ。」
ルナ「そのかわり、ぶっそうなものは預かるからね。」
ブ「ああ、もちろんかまわねえ。」
武器を渡してオリオン号に乗り込む3人組。
カ「どうなっても知らないぞ。」
ハ「お前だって、ルイをいきなり連れてきたじゃないか。」
カ「ルイと一緒にするな。」
ベ「まあ、なんとかなるよ。」
チ「そうや。」
心配顔のカオルとシャアラ。
ブ「俺たちは、非常脱出用のカプセルの中に座ってるから・・・」
ルナ「あ・・・」
ブ「なんだ?」
ルナ「変なボタンを押さないように気をつけてね。」
ブ「?あ、ああ・・・」
いぶかしげな顔をするブリンドー。