ベ「それじゃ俺たちはここで野宿するからルナたちは宿をとりなよ。」
ル「え、でも・・・」
ハ「なんだって。
野宿って僕もなのか?
僕はベッドがないと眠れないんだぞ。」
シ「でも女の子に野宿は無理だよ。
それに全員で宿をとる程は稼げなかったし。」
ハ「嫌だ僕は疲れたんだ。
屋根のないところでなんて眠れない。」
チ「そんならハワードはシャトルがあるところまで戻るんやな。
あそこやったらようねむれるでぇ。」
ハ「椅子しかないじゃないか。
それにあんな遠いところまで今からどうやっていくんだよ。
僕は絶対嫌だからな。」
ベ「でも・・・」
ハ「僕だって働いて疲れてるんだ。
断固権利を主張する。」
チ「(ホンマにこのボンボンは・・・)
ハワード、
話によると実際苦労してお金を稼いできたんはメノリやないか。」
ハ「だからなんだっていうんだ。
ぼくがいなかったら・・・」
チ「そないな意味でいうたんやあらへん。
レディーが汗水流して骨折って働いてきたんやで。
ちょっとは男意気ってもんをみせるとこや。
パパに教わらんかったんかい。」
ハ「うぐ・・・仕方ないな。
その代わり僕への感謝を忘れるなよ。」
ル「ごめんね。
なるべく安いトコロにするからね。」
チ「おおきにほなおやすみー」
ハ「っておまえもいくのか?」
チ「ウチかて可憐なレディやでー」
ハ「どこが可憐だ。」
ベ「チャコはルナのリュックに入ってればお金は取られないよ。」
ハ「くそーアイツうまいことやりやがって。」