フェアリーレイクの海水浴場。

 

今日はたまの、みんなのお休み。

全員で近くの海に来ていた。

 

おまけにシオンと相方のフィオまで・・・

ル「みんなーおまたせ。」

ルナはオレンジのスポーツタイプの水着で現れた。

メ「全く顔が売れると動きにくいな。」

メノリは白のビキニ。

大きな麦わら帽子で顔を隠している。

シャ「いっぱいお弁当作ってきたから、みんなたくさん食べてね。」

シャアラはピンクのワンピース。

大きなかごを両手で下げている。

ハ「おーう。さっそく泳ごうぜえ。」

シオンの横からフィオが進み出る。

フィ「おお、今日はなんという素晴らしい日だ。

  素敵な女神とお嬢さんとお姫様が僕の目の前に・・・

  どうか僕とビーチバレーをして下さいませんか?」

シオンがおもいきりフィオの後ろ頭をはたく。

シオ「お前は三人を同時にくどくんじゃない。」

フィ「いってえなあ。じゃあひとりならいいのか?」

シオンはフィオの言葉を無視して、メノリの手をとる。

シオ「メノリ。行こう。」

メ「あ・・・うん。」

フィ「あ、てめえ。」

海に向かって走っていくふたり。

フィ「じゃあ・・・」

シャアラはそそそっとベルの影に隠れる。

ルナと目が合うフィオ。

ル「いいわよ。ビーチバレーね。それっ。」

硬いバレーボールをフィオに向かって投げる。

バシッ

フィ「うぐっ。」

顔面で受けるフィオ。

ル「あははごめーん。」

フィ「ふっ。そんな力強い君も素敵さ。」

ル「向こうでやろうか。」

フィオの手をとるルナ。

フィ「あ、ああ。」

(積極的だな・・・)

ル「シンゴとチャコもやろうよ。」

チ「よっしゃ。」

シ「負けないよ。」

フィ(ええー。)




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