漢方の養命庵 中野薬局

先手必勝!花粉症

花粉症対策に一番大事なのは予防です

花粉が猛威をふるってからでは治しにくくなります。


 花粉症の予防には?

東洋医学では、ウイルスや細菌、花粉など体に侵入し害を与えるものを「外邪」といいますが、この外邪から体を防衛する役目を果たしているのが「衛気(えき)

この衛気がバリアとなり、皮膚などの体表面、外界とつながっている鼻や口、そこから肺や腸などを駆け巡りウイルスや細菌などの外敵からの侵入を防ぎます。

 衛気不足が花粉症の原因

花粉症は「衛気」の強弱と大きく関係していて、衛気が弱くなると、鼻やのどの粘膜が過敏になり花粉に反応しやすくなります

衛気は、睡眠不足や過労、ストレス、偏食、運動不足などの体力の消耗、栄養不足で弱くなってしまいます

冬に風邪をひいて呼吸器がダメージを受け、鼻やのどなどに十分なバリアを張れなければ、春の花粉症悪化につながります

東洋医学では、「衛気」は「肺」「脾」「腎」からなると考えられています。

「肺」は、鼻や口からの呼吸と、汗腺の開閉などをコントロールする呼吸器系を指し、呼吸によって衛気を全身に運びます。

「脾」は、胃腸等の消化器系を指し、飲食物を消化・吸収しエネルギーである「気」に変える役目があります。

「腎」は、成長や発育をつかさどり、身体を守る「衛気」の貯蔵庫です。

睡眠不足や過労、ストレスなどで腎が弱ると貯蔵されているエネルギーが消費されバリア機能が低下してしまいます。


 花粉症にならないためには

花粉症シーズンになる前にケアすることが重要!

衛気を充実させ、バリア機能を高めるためには1〜2ヶ月は必要

バリア機能は、体が目覚めているときは、体表面を駆け巡り、寝ているときは体の内側の組織や内臓を守ると考えられています。
このリズムが乱れると体調を崩しやすくなります。

規則正しい生活を心がけましょう

 漢方では

衛気を益し、バリア機能を高めます。

免疫機能が改善されて、アレルギー反応が起こりにくくなり、花粉症の症状を軽くしたり、発症を予防できるのではないかと考えられています。

シーズンの1〜2ヶ月前に試されてみませんか?

特徴
「衛益顆粒」はオウギ、ビャクジュツ、ボウフウの植物性生薬から構成され、これら3つの生薬から抽出したエキスを製剤化したものです。身体が虚弱で疲労し易い方の虚弱体質、疲労倦怠感、ねあせの改善を目的としたエキス顆粒です。


 花粉症になってしまったら?

衛気を益す「「玉屏風散」を中心にして

鼻水が透明で、水っぽい症状には、呼吸器を温める「小青竜湯」の併用を!

特徴
本方は、平素から心下に停水のある人で、感冒やその他の熱病にかかったその刺激で、喘鳴を発するものに有効です。涙や鼻水等の多い人が本方の適応症といえます。本品は、細粒剤であるため溶けやすく、のどや舌にくっついたり、飛散するような不快感がありませんので、気持ちよくお服みいただけます


のどが痛くて鼻水が粘っていて目が充血しているときには、アレルギーによる炎症などの熱をさます「銀翹解毒丸」の併用を!

特徴
レンギョウ・金銀花・羚羊角など10種類の生薬から構成されております。これらの原料より抽出したエキスを錠剤としたもので、かぜによるのどの痛み・口(のど)の渇き・せき・頭痛の改善を目的としております

他に粘膜の保護・強化をしてくれるクマ笹抽出液「ササヘルス」を飲むこともオススメします!


1本 1800円(税別)
3本 5000円(税別)
6本 9300円(税別)
12本 17000円(税別)
効能・効果 疲労回復、食欲不振、口臭・体臭の除去、口内炎
用法・用量 通常1日3回、1回2〜3ml(小児半量)を冷水、茶、牛乳等にて適当に希釈して服用。
症状により適宜増量。
成分 クマ笹の葉の抽出液