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広島県手話通訳士協会

 「人に教えることは、半分は自分の勉強になる。人に教えてみると、自分の知識のあいまいなことがはっきりして、自分の勉強の助けとなる。」

 
 手話を学び始め、手話活動を続けているうちに、講演や講座や講義などの担当を頼まれることが増えてくる。時には、“自分の力量ではできないよ〜”と悲鳴を上げたり、“他に相応しい方が…”と逃げ腰になったりもした。

 でも、それは依頼してきた方に対して失礼なことだと思うようになった。
 そして、何より“できない”ではなく“やろうとしない自分自身”を恥じた。
 背伸びせず、これまで学んできた自分を精一杯出すしかないのだ。そして、また自身に学ぶ場が与えられたのだと思えるようになった。『教うるは学びの半ば』 


 みなさんも依頼があったら積極的に快諾よろしゅうに!!

                                 中本 智子

                                                                         

2010年2月広島県手話通訳士協会会報21号より
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教うるは学びの半ば