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広島県手話通訳士協会

 2010年度第1回手話通訳者特別研修に参加して、その研修の一環として県の女性部主催の「女性フォーラム」記念講演 清田 廣さんのお話を聞くことができました。

 いつものように、研修や女性フォーラムの内容は他の参加者に、聞いていただくとして、私は清田さんが講演の中で紹介して下さった本について、お話ししたいと思います。
 不思議なもので、始めに「トリセツ」という指文字がでたとき、意味がわからなくて、まず「自分の読み取り間違い?」次に「清田さんの、指文字の出し間違い?」と思ってしまい、隣りにいたNさんに、「『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ』という本の事」と教えてもらうまで、頭の中がパニックになっていました。図らずも、午前中の研修「読み取り(音声)通訳学習」の何故自分がろう者の手話を読み取れないか?の私の答え、「自分の知識の中にない事、理解できない事に対して、こんな事を言うはずがない、と思ってしまう事。」をまた、やってしまたのです。反省!!

 閑話休題、で、この『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ』の本は、ろう者と聴者の言葉に対する認識のずれに(違い?)について、書かれているのですが、「なるほど、そうだったのか!」と、今までろう者と話をしていて、「ちょっと、違うようなきが・・・・」していたのは、こういう事だったのか!と納得のいくことが、沢山載っていました。なかなかおもしろい本でした。

 特に「2時10分前」のところで、自分が今までやっていた手話表現「時間+2+10分+前」では、確かに「2時10分の前」と理解されてもしかたがない、と反省しました。時間を言う時は、何時前ではなく、何時何分と表す方が、無難だな・・・・・と、思った、お花でした。                                      
    
                                        わたしはお花



                                                                         

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初出です

『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ』