広島城の新着情報

毛利元就のTV番組あります(ありました)。
おなじみのNHKの歴史番組「歴史秘話ヒストリア」で、6月2日の水曜日、午後10時から43分間の枠(初回放送)で毛利元就を取り上げます。「家族って大変だ!? 戦国武将・毛利元就秘密の悩み」というテーマとなっています(NHKの歴史秘話ヒストリアHPはこちら)。 広島城を築城した城主毛利輝元の祖父にあたる元就を家族という視点で取り上げるということで注目したいです。なお、安芸高田市歴史民俗博物館のHP(こちら)には、当館の資料及び学芸員が紹介されると書かれています。
(以下追加)広島城は施設としては協力していませんが、当HP管理人が三本の矢の関連で登場しました。ただし、三本の矢の変遷の話(くわしくはこちら)ではなく、類似の話が世界中にあり、毛利元就の時代に流入していたという話で登場します。私はともかく、毛利元就や三子教訓状を語る上で重要な人物である毛利博物館の柴原学芸員、広島県立大学の秋山教授、東京工業大学の山室教授、安芸高田市歴史民俗博物館の秋本学芸員の4人が登場しました。なお、再放送は以下の通りとなっていますが、変更などの可能性がありますので、最新情報はNHKの歴史秘話ヒストリアのHPをご覧下さい。
★平成22年6月9日(水) 08:15〜08:58(BS-2・全国)
★平成22年6月9日(水) 16:05〜16:48 (総合・全国)となっています。
(2010.6.1UP、一部6.2修正)

広島城のペーパークラフト
 広島城のペーパークラフトが発売されています。値段は840円で、広島城のミュージアムショップで販売しています。いままで広島城のホームページはありませんでした。この商品は、ペーパークラフトの設計・企画・販売を手がけている株式会社テクアスが制作したもので、テクアスのHPでも紹介されています(他の城もあります)。広島のペーパークラフトは、広島城の図面など全面協力により作られたものです。私も作ってみましたが、時間はかかりますがじっくり作っていくと感動ものです。非常に細かいのですが、そのため非常にリアリティのあるペーパークラフトとなっています。広島城に親しんでいただけるには非常に適した商品です。作りながら、工作をする楽しみと、広島城の細部について知ることの出来るという意味でもオススメ商品です。値段もこの手の商品としてはまずまず安い840円ですので、お手ごろだと思います。読売新聞の5月25日に紹介されています(2010.5.19UP、一部修正)。

読売新聞で広島城関連記事
 4月21日の読売新聞で、広島城かいわいが紹介され、広島城でも活動している観光ボランティアが紹介されています。イラスト付きで、広島城の紹介がかわいいです。

三矢の訓と麺屋元就
 今日(10月19日)のホームテレビJステーションで、舟入にあるラーメン屋「麺屋元就」が紹介され、広島城から三矢の訓の場面を提供しました。このラーメン屋、オープンしてからほどなく食べに行き、その後何回も行きましたが、なかなかおいしいしょうゆとんこつと思います。毛利元就が好きで店名に使用しているとのこと。店のマークは三本の矢をイメージしているものとなっています(2009.10.19UP)。

読売新聞で広島城関連記事
 今日(10月19日)の読売新聞で、広島城の人物として観光ボランティアの会長と、城下町案内衆の佐々木さんが紹介されています。ただし、観光ボランティアの「鯉城について」の認識には誤りがあります。

広島城と旧市民球場
 今日(10月18日)の中国新聞で旧市民球場は江戸時代の広島城の一部で、跡地利用についての考えるべき視点、と題した中国新聞編集委員の山本浩司氏の記事が載っています。私の知るところ、マスコミ関係で「旧市民球場」もしくはその跡地問題についてこのような視点で取材をされたのは初めてであり、さすが地元新聞社!と好意的に感じています。
ここでは、高度成長で破壊に拍車がかかり消滅したこと、城本来の姿つまり外堀の価値を見直すこと、埋もれた歴史に配慮して遺構の活用を検討する必要があると記載されています。取材対応としては広島大学の三浦教授、文化財団の幸田文化財課長、広島城の石田館長のようです。市民球場前を発掘調査した私の経験からすると、おそらく間違いなく広島城の遺構は残されているはずです。この記事についての詳細などは後日補足や解説をしたいと思います(2009.10.18UP)。

中国新聞夕刊1面で広島城の記事
 中国新聞で、昭和26年の天守閣について(9月)と、夜景について(10月6日)の2回、広島城について紹介されました。

三人の二代目
 中国新聞で、三人の二代目として、広島城築城者の毛利輝元を扱った新聞小説が連載されています。堺屋太一さんの文です。

NHK街道てくてく旅山陽道で広島城が登場
 NHKで6月19日の放送が海田宿。そこまで移動する途中に広島城に立ち寄っていただきました。シンクロナイズドスイミングのメダリスト原田早穂さんが昨日広島城にいらっしゃいました。広島城下絵屏風の紹介など、広島城の本田学芸員が対応しました。放送は19日朝8時から、午後7時45分からいずれもBS2、中国地方のみ総合テレビで11時5分から放送があります(2009.6.19UP)。

歴史民俗資料館で広島城の遺跡の展示 中国新聞の記事から
 中国新聞で「甦る広島の遺跡」という展示会を実施しました。これは、広島城に限らず広島県内の遺跡を紹介していますが、金箔瓦など広島城の遺物が展示されています。中国新聞には、金箔瓦についての一つの見解である織豊城郭研究会の研究を簡潔にまとめていますので、ご覧ください(2009.2.11UP)。

広島城学講座「刀剣・甲冑の見方と面白さ」終了
 昨日、中央公民館で上記講座を実施しました。私はトーク役で出ていたので、途中まで聞きながら受講者の皆さんの様子を拝見していたのですが、他の講座以上に非常に熱心に聞いておられる姿にびっくりしました。森脇先生の話もなかなか面白く、途中で笑いも出ていました。申し込みの応募も多くてすぐいっぱいになり、会場の都合でこれ以上の人数を受け入れられなかったのは残念ですが、またの機会に同じような講座をしたいと思います。
また、翌週には甲冑の見方を実施しました。私は手伝いで行っていましたが、実際に兜を見せたり、兜の歴史についてスライドを見ながらその魅力について知ることができました。参加者からも好評の意見をいただきました(2009.1.30UP、2.05追加)

中国新聞の記事から
 中国新聞で「広島城築城に豊臣の技術 毛利氏主体通説に一矢 朝鮮侵略にらみ指導か」と題した記事が記載されています。主論は、これまで毛利が積極的に広島城築城したという考え方に対して、豊臣政権が毛利氏に築城技術を習得させるために築かせたという論調のものです。記事の書きぶりとしては「突拍子も無い新しい考え」みたいに皆様は感じるかもしれませんが、このような考え方は一般的には知られていませんが、最近の新しい研究動向として織豊政権とのかかわりから城郭を見るという考え方は流行ですので、ある意味スタンダードかもしれません。詳細は紙面や、木島先生の論文をご覧ください(2008.12.11UP)。

中国新聞の記事から
 最近中国新聞でいろいろと紹介されることが多いのですが、今回は武将ブームということでミュージアムショップのことが掲載されています。詳細は紙面をご覧ください(2008.3.26UP)。

中国新聞で広島城の話題が二つ。
 本日の中国新聞の1面の天風録に広島城再建の話が、25面に企画展示の話題が掲載されています。特に1面は50年前の再建の裏話が掲載され、さすが中国新聞!上手にまとめていますています。短期間で作ったこと、資料集めに苦労したことなどを「3日普請」と表現しています。くわしくは中国新聞をごらんいただくか、中国新聞HPのこちらをごらんください。ここで紹介された内容は企画展でより詳しく紹介していますが、もっともこの件についても取材を受けたのは企画展担当者でもある私です(2008.3.16UP、3.18修正)。

朝日新聞まちブラで広島城が紹介されています。
 本日の朝日新聞広島版で「広島城かいわい」の特集が組まれています。「復興の象徴 天守閣50年」と題して広島城の紹介と、関係の人物が6人紹介されています。広島城の館長、樹木ボランティア、犬の散歩の人、広島城の絵を描いた高校生、護国神社の宮司、売店の人が紹介されています。また、広島城の再建などについての紹介もあります。広島城や再建の話について学芸員への取材などもありますが、ちなみ私です(2008.3.9UP)

「探ろう広島城」のガイド風景が中国新聞に掲載されています。
 本日の中国新聞にガイドの様子が写真付きで紹介されています。(2008.3.9UP)

広島市の広報誌「市民と市政」は3月1日広島城が一面です。
 広島城天守閣再建50周年を記念して、「広島城はおもしろいでござる」と題して1面で取り上げられています。いきなり館長が侍姿で登場、内容的には城内の案内マップ、そして広島城博物館内はいろいろな楽しみ方ができるというノリで紹介するコーナー、そして天守閣の歴史(初代・2代・3代)の紹介、今後の催しの案内です。(2008.3.1UP)

藤波 辰爾が広島城に来ました。
 すでに予告をしたとおり、先日広島城に来館した有名人は、藤波 辰爾でした。広島ローカルの「カッキン」の2月29日朝9:55から放送されました。藤波氏は城好きということで、取材が入りましたが、テレビカメラが入ったことや、体がデカイこともあって、さすがに来館者に気づかれ、写真やサイン攻めにあっていました。その取材番組が放送されていました。クイズ3問があり、「広島城を立てたのは毛利元就である」「○」と答えてしまい、取り直しをしていましたが、OAでは両方とも放送されていました。(2008.3.1UP)

福島正則のTV番組ありました。
 おなじみのNHKの歴史番組「その時歴史が動いた」で、2月13日の水曜日、午後10時から43分間の枠で福島正則を取り上げ、初回放送がありました。タイトル<シリーズ秀吉の猛将@ 戦国の風雲児 法の世に散る 〜福島正則 広島改易事件>にもあるとおり、いわゆる一般的な福島正則像を紹介した内容となっています。広島大学の三浦教授も登場しました(12月上旬に取材で広島城に来られていました)。撮影していた「三浦節」はほんの一部の放映になってしまったようです。全体的には、広島城とのかかわりや改易事件について部分が少なかったように思いました。今回については改易がポイントなので、もう少し取り上げてほしかったです。改易事件のときに関連した老中の土井利勝・本多正純の話なども全くありませんでした。また、改易でどこへ転封されたかについても言及がありませんでした。広島ローカル放送で前日に2月12日の夕方のお好みワイドで紹介された内容が広島城に特化した内容で広島とのかかわりを知るためにはこちらの方がよかったかもしれません。もっとも今回は福島正則について紹介するのがはじめてなので、そう考えるとやむをえないのかもしれません。広島城所蔵の資料としては、福島氏改易直後を描いた「寛永年間広島城下図」が紹介されました。余談ですが、家康がなくなったあとに、秀忠が将軍になったと放映されていましたが、OAまで誰も気が付かなかったみたいです。
 なお、NHKのホームページによれば、再放送が次のとおりあります。変更される場合があるそうですので、HPや新聞などをチェックしてください。
★平成20年2月18日(月) 16:05〜16:48(総合・全国)
★平成20年2月19日(火) 17:15〜17:58 (BS-2)
★平成20年2月22日(金) 0:10〜0:53(木曜深夜)総合 近畿のみ
★平成20年2月22日(金) 1:05〜1:48(木曜深夜)総合 全国(近畿除く) ※再放送の予定(2008.2.13UP)

広島城の話題がダブルで掲載
今日の中国新聞に本日から始まる企画展示情報、そして連載中の天守閣物語Bも掲載されています。また、朝日新聞に絵葉書の話題と企画展示情報が掲載されています。朝日新聞の方については、私のコメントも掲載されています。あと、今からラジオの取材で堀のことを話しします。OA8:30でRCCラジオです。ああ忙しい(2008.2.9UP)。

GLAYのTERUが広島城へ来ました
今日、どうも若い女性の来館が多いと思ったら、昨日GLAYのボーカルのTERUが来館されたことが、本人のブログに書かれていたらしく、写真を撮った同じ場所で撮影する光景が見られました。城についてもコメントしていましたが、そこそこ城について知っているみたいです。ちなみに広島城築城者もテルです(輝元)。また、私ですが、昨日は休みの日だったため、残念ながら会っていません。(2008.1.29UP)。


福島正則のTV番組あります。
おなじみのNHKの歴史番組「その時歴史が動いた」で、2月13日の水曜日、午後10時から43分間の枠で福島正則を取り上げます。「その時歴史が動いた」で福島正則を扱うのは初めてらしいですが、タイトルは<シリーズ秀吉の猛将@ 戦国の風雲児 法の世に散る 〜福島正則 広島改易事件>となっています(NHKそのとき・・・のHPはこちら)。 福島正則については、広島城を築城した城主 毛利輝元のあとに広島城に入った大名で、城の無断修復を理由に改易されたことを中心に放映があります。昨年広島城でも取材がありました。福島氏改易直後を描いた広島城所蔵「寛永年間広島城下図」の紹介されます。広島城の職員は番組枠の都合で放映されません。ぜひご覧ください(2008.1.25UP)。

「広島城天守閣物語」連載中。
中国新聞(広島西部版)で毎週土曜日に連載されているひろしま歴史回廊ですが、第13部・広島城天守閣物語の連載があり、、広島城学芸員が交代で担当します。HP管理人は6回目と最後の8回目に登場しました。ぜひお読みください。なお内容は次のとおりです。(2008.1.26UP、3.15修正)

お城ブーム再び 再建50年歩みに注目 村上宣昭 2008.1.26
天守の特徴 江戸時代は大小3棟 田村規充 2008.2.2
江戸時代の様子 武器や物品の倉庫に 山脇一幸 2008.2.9
激動の近代 軍が管理 門や櫓解体 本田美和子 2008.2.16
シャチホコ余話 原爆・天才で再建3度 村上宣昭 2008.2.23
原爆による倒壊 材木 市民持ち去る? 玉置和弘 2008.3.1
体育文化博覧会 雄姿木造で一時再現 川橋奈織 2008.3.8
ヒロシマの城 市の復興みつめ50年 玉置和弘 2008.3.15



ジョイント事業広報中
情報が少し遅くなりましたが、ジョイント事業のことが中国新聞の朝刊や市民と市政にとりあげていただきました。皆さんもぜひスタンプを集めてください。

広島城下町のマップが完成しました。
昨年度から中央公民館で講座やフィールドワーク(くわしくはこちら)の実施などをきっかけとして学習したボランティアグループ「広島城下町案内衆」が、学習の成果に基づいて広島城下大絵図を発行しました。片面は地図、裏面は説明になっています。中国新聞の4月3日朝刊にも取り上げられていますが、公民館などにおいているようですが、広島城にも少し置いていますので、ぜひご覧下さい。(2007.4.5UP)

「中国新聞くらしの情報誌フェニックス」で広島城が紹介されています。
遅くなりましたが、フェニックス2007月3月号VOL177に、街中の歴史探訪、広島城と城主ゆかりの史跡と題し、広島城の天守閣の展示の紹介、そのほか明星院、八剣神社なども紹介されています。なかなか分かりやすく紹介していますのでぜひご覧下さい。(2007.3.3UP)
また、翌月の4月号では、西国街道が紹介されています。(2007.4.3UP)

「日本の美景(下)」で広島城が日本の風景100選に選ばれています。
遅くなりましたが、1月に発行された山と溪谷社が発行している上記書籍で、残しておきたい美しい日本の風景100選の一つとして広島城が選ばれています。広島城は、「歴史を刻み、後世に残したい安芸の雄城」と紹介されています。また、「鯉」に戦後復興の歴史をかけた広島カープと命名の由来と題したコラムもあります。要するによく書かれている鯉城の由来などともにカープの由来などが書かれています。ちなみに、そこで紹介している写真はこのHP管理人が提供しています。なお、この本は下巻で、西日本が中心です。1600円で販売中(2007.2.23UP)

「安芸の道」で広島城城下町が紹介されています。
隔月作られている「安芸の道」2007年2月号(国土交通省中国地方整備局広島国道事務所製作)では、今回の第1面の特集として、わが街わが道ここが好き歴史編Bと題して、広島城の城下町のことがとりあげられています(記事はこちら)。本通商店街のことを中心に、城下町の道が残っていることを中心に紹介されています。また、広島城の学芸員による城下町の紹介や、「相生通りが曲がっている」といったコネタがあります(詳細はコラム)。その広島城の学芸員というのは、このHP管理人なのですが、顔写真まででて、少し恥ずかしいです・・・(2007.2.22UP)


広島城の被爆写真を撮った林重男氏の企画展、平和記念資料館で開催中
広島平和記念資料館では、企画展を年2回ほど開催していますが、2月15日(木曜日)から、被爆写真の撮影で有名なカメラマン林重男氏(故人)の写真展示を開催しています。さっそくいってきましたが、無料配布のパンフレットもあり、映像コーナーもありました。さて、林氏の撮影した写真は一般にかなりよく目にするものが多いのですが、あまり目にしないものもいくつかありました。広島城との関連で言えば、広島城天守閣の崩れ落ちた写真(広島城の書籍「お城ってなあに」でも使用)があります。あと、旧外堀あたり、そして市街全域を撮影しパノラマ写真などに、広島城の本丸の石垣や内堀、そのほか当時はまだ残っていた櫓台などが写っています。もちろん、城下町の痕跡をこれらの写真から見ることも出来ます。7月17日(火曜日)まで開催(会期中無休)、平和資料館は有料ですが、企画展示会場は無料で、東館地下にあります。期間中無休(開館8:30−18:00、2月は17:00)です。詳しくは平和記念資料館のHPまで。しばらく、詳細情報はUPされてなかったのですが、2/27にUPされました。(2007.2.21UP)

県北の刀匠たち、川が育んだ文化財、器物にみる紋章・文様の各企画展に広島城資料を貸し出し!
広島県立歴史民俗資料館、広島県立歴史博物館でそれぞれ企画展示を実施しています(します)が、その両方に広島城資料が貸し出されて展示が構成されます。前者(広島県立歴史民俗資料館・県北の刀匠たち、2月10日から3月18日まで開催:終了)はすでに開催されていて、後者(広島県立歴史博物館・川が育んだ文化財、3月1日から3月31日まで:終了)では、広島城下絵屏風が貸し出されます)ここには刀が貸し出されています。ともに月曜日は休館日です。詳しくはそれぞれの館まで。また紹介するのが遅くなりましたが、広島市郷土資料館にも現在開催中の企画展 「器物にみる紋章・文様」に資料を貸し出し中です。「日本の伝統文化である紋章や文様を紹介し、日本人の美意識や美的感覚を再発見しましょう」との趣旨で実施しています。こちらは3月25日まで:終了(2007.2.19UP)

歴史をつくった先人たち 「日本の100人」福島正則刊行!
株式会社デアゴスティーニ・ジャパンで刊行している日本の100人の第54号が最近発行されました。福島正則が100人?と思われる方もおられるかもしれませんが、広島城主が取り上げられるのは喜ばしいことです(ちなみに広島城主ではないが毛利元就は既に取り上げられた)。「辣腕を振るった広島統治」と広島城主時代の章のタイトルが書かれていますが、的を得たタイトルかもしれません。さて、内容ですが、広島城の資料がかなり掲載されています。そのなかの一つに、あまり知られていない「慶長6年安芸国佐西郡伏谷上村検地帳」があります。これは、福島正則の治世のおりに実施された検地帳で、現在の広島市佐伯区湯来町にあたります。広島城蔵ですが、3月17日から企画展「歴史資料の魅力」で公開します(こちら)。そのほか、寛永年間広島城下図や広島城下絵屏風といったおなじみの資料も掲載されています。1冊560円です。 (2007.2.15UP)

ひろしま街並み散歩 「鯉城通り」完結!(中国新聞夕刊)
1月23日の夕刊から、「鯉城通り」の連載があり、2月1日(H)で終了しました。1回目は「復興を示す企業ビル群」と題して、鯉城通りの全容を紹介し、A〜Gは個別のビルなどを取り上げていました。それぞれ面白い記事でしたが、広島城との直接の関係で言えば、1回目と9回目になります。1回目は、広島城天守閣が原爆で焼け落ち(★注:これは、間違いで、実際には倒壊)、1958年に広島復興大博覧会で鉄筋により復元されたことが書かれています。また、9回目は「急造天守閣復興の息吹」と題して、その鉄筋の広島城天守閣に先立つこと7年、1951年の体育文化博覧会において復元された天守閣のことが書かれています。このあたりは、広島城の広報紙しろうや広島城NO9や、「広島城四百年」(詳細は広島城の書籍のページまで)にも掲載されていますが、今回、博覧会を請け負ったイベント会社に努めていた北村元義さん他が、当時の思いでを語っています。是非ご覧下さい (2007.2.1UP)

新春放談の記事が中国新聞に掲載されています。
1月6日に開催された新春放談の記事が、やっと26日(金)中国新聞の朝刊の文化面(20面)に大きく取り上げられます。当HPでは、広島城に関することととその感想を別ページでまとめていますが、この記事では、全体的なことを良くまとめています。また、広島城の本田学芸員の講演風景の写真が掲載されています。 (2007.1.26UP)

上田宗箇の書籍出版、そして講演会と「上田宗箇と桃山美術」あります
上田宗箇といえば、茶人として有名ですが、実は晩年に広島の浅野家で家老であり、あの縮景園を作庭したことで知られています。上田宗箇の書籍が最近出版されましたが、その著者矢部良明氏が「上田宗箇と桃山美術」と題した講演会が行われます。2月3日(土曜日)午後2時から広島県立美術館地下1階の講堂で、先着200名(申し込み不要)だそうです。詳細は広島県立美術館(中区上幟町2−22)内の同美術館友の会(221−6246)まで (2007.1.16UP)

「広島城学」の紹介が中国新聞に掲載されています。
本日1月14日(日曜日)の中国新聞朝刊の論説室からのコーナー(13面)で、広島城学と題した記事が掲載されています。最近の広島城の普及事業の応募が非常に多く、広島市民の潜在する歴史への興味を呼び起こしたこと、広島城側の事情として指定管理者制度などが紹介されています。非常によくまとまった記事ですので、ここで紹介するよりは、新聞をぜひご覧下さい。

ひろしま八区ぐるっと散策「みち」めぐりができました
ひろしま歴史街道トリップ実行委員会(編集協力)と広島市市民局市民活動推進課(発行)が、発行しました。西国街道などいろいろな道が地図付きで紹介されています。若干の間違いやおかしな表現がありますが、江戸時代を中心とした街道などがよくわかります。広島城で先日展示した岡岷山の「都志見往来諸勝図」なども掲載されています。市の施設などで配っています。お早めに。

「ひろしま通になろう」認定試験公式テキストが発刊になりました
中国新聞では、ひろしま通認定試験に向けた書籍が発売になりました。広島といっても、歴史以外の内容も書かれていますのですべて紹介はできませんが、広島城関係では、広島城の紹介、あと地名の由来のページがあり、両方のページに広島城蔵の「広島城下絵屏風」が掲載されています(出典・所蔵は記載なし)。テキストとしてはともかく、広島を知る基本知識はこれで一通り知ることができるのではないでしょうか。定価1440円、各書店で販売中。

厳島合戦の新解釈
毛利の文書研究の第1人者である広島県立大学の秋山伸隆教授が、「厳島合戦を再考する」という公開講座(広島県立大学シティカレッジ「厳島の歴史と文化」11月11日)のなかで、厳島合戦において、毛利軍が陶軍の大軍を厳島におびき寄せ、奇襲によって少人数で合戦に勝利したという従来の(一般な)解釈は、陶方の武将の書状や、厳島神社神官の覚書などの資料を丹念にあさり、陶が大軍でなかったこと、おとりの宮尾城はもともと存在したことなどをつきとめ、江戸時代に合戦が誇張されたと解釈しています。なお、この関連の記事は、11月29日朝刊の中国新聞にも掲載されています。

「郷土史紀行」VOL41で広島城の城下町のことが書かれています
広島では、年4回、ヒューマン・レクチャー・クラブによって「郷土史紀行」という雑誌が刊行されていますが、先日11月1日発行の「郷土史紀行」第41号では、広島ご城下今昔と題した論文のほか、広島藩の社倉、広島東照宮の石灯篭「奉納した広島藩主と家臣」など、内容盛りだくさんです。広島城の本田美和子学芸員の文章も引用されています。税込み525円で主な書店で販売中。ぜひ読んでみてください。

中国新聞でジョイント事業が取り上げられています
情報が少し遅くなりましたが、11月14日の朝刊にジョイント事業のことをとりあげていただきました。皆さんもぜひスタンプを集めてください。

「季刊がんぼ」で広島城と堀のことが記事として取り上げられています
情報が少し遅くなりましたが、先日刊行された「季刊がんぼ」(南々社)の雑誌の「水の記憶をたずねて」のなかで広島城の堀のことが取り上げられています。現在残る堀の痕跡や堀と昔の堀について、写真付きで8ページで取り上げられいます。広島城の(私の同僚の)田村学芸員が対応しています。私も校正作業に少し手伝いましたが、なかなか分かりやすくまとまっていますので、ぜひ読んでみてください。

発掘調査で宝暦の大火の跡 見つかる
8月4日の中国新聞朝刊にあるとおり、現在発掘調査中の遺跡から、火事の跡が見つかっています。それより前、発掘調査を実施している文化財課のホームページにもすでにこの情報は写真付きで掲載(文化財課HPはこちら発掘調査日誌の広島城をクリックする)してありました。
広島城で火事や燃えた痕跡が出てくるのはそれほど珍しいことではありません。今回のものは赤く焼けた層や炭を埋めた穴なども出てきて、広島城とその城下町の東側を焼いたいわゆる宝暦の大火(宝暦8年1758年)で焼けたものと考られているようで、これまで宝暦の大火と特定できたことはありませんでした。この火事によって、瓦葺カワラブキ(それまで藁葺ワラブキ)の屋根が普及するきっかけになりました。
新聞記事について補足しますと、ここに書かれている藩の記録とは、「済美録」のことで、この火事について何が焼けたなど、詳細が記載されています。また、絵図については、「宝暦八年大火の図」(広島市史第2巻に写しが掲載)のことです。ちなみに広島城天守閣第1層にもパネルが展示されています。

「広島・福山と山陽道」刊行
歴史書籍を扱う吉川弘文館で刊行中の「街道の日本史シリーズ」で、広島県関係の上記書籍が近日刊行されました。頼先生編集の元、広島大学関係の執筆人をそろえ、なかなかの内容です。広島城の資料「広島城下絵屏風」も口絵で紹介されています。なお、お値段は2730円です。
なお、10月1日から広島城のミュージアムショップでも取り扱っています。


城下町「案内人」養成講座広島城内等を見学
城下町の案内人を養成する講座が開催されていますが、先日7月29日(土曜日)に現地見学を行い、史跡広島城内も見学していました。講師の佐々木先生のもと、暑いなか、参加者30数名が楽しそうに参加していました。

たんけん!広島城の記事が夕刊に掲載

たんけん広島城の記事が7月28日の中国新聞夕刊に掲載されました。

上田家の文書調査の集大成、史料集成やっと刊行!!!
上田家といえば、茶道上田宗箇流の家元のイメージがありますが、もともとは広島藩の家老の家系です。その上田家の文書を長年調査をしていましたが、その成果を「茶道」「家政」の二つにわけてこのたび刊行しました。私もこの書籍の実物をみましたが、写真もあり、史料も整理されてまとめられており、なかなかのものです。広島城・広島藩の新しい歴史の一こまが見つかるかもしれません。なお、この書籍は広島市市民局で販売(6880円)しています。
中国新聞にも、詳細の記事が(7月6日朝刊)掲載されています。

広島歴史回廊で郡山城と毛利氏連載がありました
毎週土曜日の中国新聞広島面に、「毛利氏と郡山城」と題した連載がありました。記事を書いていたのは、吉田といえばこの人、安芸高田市吉田歴史民俗資料館の川尻学芸員です。

城下町「案内人」養成講座
城下町の案内人を養成する講座が開催されています。
詳しくはイベント

広島城下町の地誌の本を読む会

「江戸期の広島温故知新」と題した中国新聞5月28日朝刊によると、西国街道散策会をはじめとしてご活躍の佐々木卓也氏が、5月29日から、知新集を毎月最終日曜日に読む会を開くとのこと。知新集とは江戸時代後半に城下町の町などについて詳細に記載した本で、けっこう面白いことが書かれている本です。実はその29日の朝にご本人と会う機会があり、意欲が伝わってきました。

浄国寺の庫裏・本堂が火事
中区土橋にあるこの寺が5月9日朝に火事がありました。火事の詳細はともかく、この寺は城下町時代からの由緒ある寺で、私も他のボランティアの案内などでよくおじゃましますので、用事がてら夕方に行ってきましたが、とても見るに耐えらないもので、匂いも残っていました。檀家のみなさんが、周囲におられました。とても悲しいです。

江波焼きの前身は?
このサイトでも紹介している県立文書館の展示文書のなかに、江波焼きの前身が竹屋窯であることを類推できるものがあるとのこと。中国新聞5月9日の朝刊で紹介されていますが、私はすでにこの展示を見に行ってきていますが、要するに竹屋窯・江波焼については知られていたが、関連することがわかったのは初めてで、それが文書でわかったということです。

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