知っときゃ良かった!バンドマン豆知識

弦の張り方

弦なんて適当に巻いとけば良いんじゃないの?と言う方もおられますが、弦はギターの音を決める要素の1つです。この弦の張り方にもあえてこだわって欲しいと思います。

まず弦の張り方が悪いと以下のような症状が出ることがあります。
・チューニングが不安定
・弦振動が異常
・バズが気になる

特に注意して欲しいのが弦を張るときにねじらないようにする事です。
ブリッジ側から持ってきた弦をマシンヘッド(弦を巻くパーツ)のストリングポスト(弦を絡ませるところ)に手で巻きつけるようなことをすると、弦がねじれてしまいます。レスポールなど弦が割りと真直ぐ張られるタイプではブリッジ側でねじれを逃がしてやる事もできますが、ストラトやテレキャスのようにブリッジ部で弦が折れ曲がるタイプではねじれを逃がせないので注意が必要です。

また弦を何重にも巻くとチューニングが不安定になったりナット部でのテンションに影響が出るので適当な長さに切って張りましょう。
巻き弦は切るとほどけることがあるので、切る場所の1センチ先で弦を折り曲げてほどけないようにして切るか、巻いてから切るようにしましょう。

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