図工 絵画シナリオ誰でも描くことができる
 『おにぎりを食べるわたし』(小学生全学年対象)


 
                   法則化サークル安芸YY 石河良典(TOSS広島推薦)

本シナリオは、平成19年8月11日(土)に行われたTOSS広島コンマサークル主催の子どもTOSSデー東広島の講座のために作成したオリジナルシナリオである。
子どもTOSSデーでは幼稚園の年長から6年生までの約30名にこのシナリオで絵画指導を行った。
年齢がバラバラである点を考慮して、1年生にも簡単に上手に描くことができるようシナリオを作った。
指導の際には、パワーポントでこのシナリオに掲載した写真を提示していった。
時間が70分と限られていたためと、ポイントを端的に説明するためであった。
サイトでやり方を示すことは特に小さな子どもたちには効果があった。
幼稚園児は保護者についてもらったが、その他の子どもたちは自分の力だけですばらしい作品を描いていた。

酒井式の「歯磨きの絵」を参考にした。
実際にシナリオを作る点で意識したことは次の3点である。

 @大きな口を開けているようにする。
 A顔に表情をつける。
 Bおにぎりを持っているような手にする。

@については、八つ切り画用紙を4分の1に切り取った紙に口を描かせることで、大きな口を描かせることができた。
Aについては、酒井式のかたつむりの線の指導、そして、ティッシュでクレヨンで色をつけたところをこすりつける指導が有効であった。
Bについては、手の甲、指の関節とパーツに分けて描かせていくことで指の表情を上手く描かせることができた。

拙いシナリオであるが追試可能なようにまとめてみた。
70分用に作ったものを5時間(全4幕分)にまとめてみた。

準備物
 4つ切り画用紙、8つ切り画用紙の4分の1、8つ切り画用紙の2分の1、のり、はさみ、絵の具道具
 クレパス(肌色、桃色、こげ茶色、黒色)

第1幕(1時間) 口を描く
第2幕(1時間) 顔を描く
第3幕(2時間) 手を描く
第4幕(1時間) 彩色する
作品集

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