特に何も無いんですが、本当にテーマもなく思いつくことを、思いついた時に・・・
マツタケ(2012年) 実家の山に生えるマツタケ。写真は2012年10月のもの。この年は80才なる親父の人生の中でも最も不作で、たまたま私が帰省して一緒に山に行った日のこの4本のみの収穫だったとか。全国的に不作だったそうだ。末端価格はいくらで、どんな人が口にするのか親父もわからないと言う。 梅雨時期があって、夏が来て、夕立ち、秋雨前線、台風といった本来の日本の自然の季節の移り変わりがおかしくなってしまったこと、また以上に夏が暑いこと、一旦涼しくなりかけてもまた暑さがぶり返したりすること、酸性雨、PM2.5など様々な要因があると思われる。 なんとか安定した収穫量をあげたいと、山に温度計を突き刺したり、水を運んで点滴のように地面に少しずつ給水したり、芝をかいたり、適度な明るさを求めて雑木を切ったり環境整備に頑張っていたが高齢になって脊柱管狭窄症を患ったりし、さすがに作業や研究がはかどらなくなってしまったようだ。しかし、手書きだが、過去30年分の降水量・気温・地温・収穫量などのデータをもっていてかなり確かな感触は掴んでいるらしい。親とはいえ偉大な先人のノウハウを引き継いで現代の技術で松茸の安定した収穫方法にトライしてみたいものだ。 ところで今年は豊作にならないあかなぁ・・・ |
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マツタケ(2016年) 今年は、10月上旬までは台風などが相次ぎ、気温が高く発生が遅くなりました。 というよりは、平成に入って温暖化などの影響で、かつては9月下旬の彼岸のころから生えていたのですが、ここ20年くらいはすっかり体育の日あたりからの発生とずれこんでしまっています。 昨年(2015年)はめずらしく温暖化以前の普通の気温変化となり我が家では9月22日に初めて収穫がありましたが、今年はまたもや10月10日ころからとなっています。松茸は「桜前線」とは反対に、東北など気温の低い地域から徐々に西日本に移ってくる感じです。我が家の松茸は岡山県産、丸万の松茸といって、なかなかの逸品です。 |
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