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「旅のおともに…」と
謎の美少女がくれたお菓子

朝6時発の「こだま」で広島駅を出発。
博多駅からタクシーで福岡国際空港に向かう。
「お客さん、どこに行かれますか?」
「フランスです」
「えっ、フランス?」
タクシーの運転手さんの驚きが非常に心地よい。
そうだ、我々は今からフランスに向かうのだ。改めて実感。
しかしこの時点では、私とトゲ坊やの2人だけ。
女性2人は岡山空港から出発し、仁川国際空港空港(ソウル)で待ち合わせ。
今回はいろいろな事情やしがらみにより、女性陣とは別のツアーに申し込んだのだ。。。。
とは言え、出発地と現地のホテルが違うぐらいで、あとはほとんど行動をともにする。
福岡空港で女性陣とメールでやりとり。
あちらも無事岡山空港に着いた模様。
我々の熱い思いを乗せて、大韓航空KE788便は10時30分、定刻どおりに仁川国際空港へ飛び立った


乗継は意外にスムーズでした

仁川国際空港に着くと、すぐに乗継の手続き。
過去の海外旅行は、すべて直行便だったため、乗継初体験。
そう、フランスへの直行便は成田空港からしか出ていない。
乗継のツアーはたくさんあるが、大韓航空が一番待ち時間が少なくてオススメ。
搭乗口で無事女性陣と合流。
世界をまたにかけた待ち合わせだ。
すでにえつねぇは、韓流グッズに目をギラギラ輝かせている。
時間まで、免税店でいろいろな商品を物色。
「帰りにこの店で買うけぇ」
「私も買うけぇ」
ソウルで聞くコテコテの広島弁に大爆笑したいっしーであった。
さぁ、いよいよフランスに向けて出発だ。

機内食はどれもおいしかった
大韓航空はオススメです!

12時間以上のフライト。もちろんエコノミークラス。
以前台湾に行ったときは、たまたまエコノミーが空いてなくて、そのままの料金でビジネスクラスにランクアップしてもらったことがあったが…。
もちろんそんなおいしい話は何度もあるわけではなく、エコノミーのまま。
ただ、大韓航空のシートは他の航空会社に比べてピッチが若干広めに作ってあるらしく、なかなか快適。
女性陣の席とは10列ぐらい離れていたので、トイレに行くついでに遊びに行ってみる…が、シートの中に埋もれるようにして爆睡していたのであえなく退散。
飲んで、食べて、寝て、飲んで、食べて、寝て…を繰り返しているうちに、大韓航空KE901便は、ついにシャルル・ド・ゴール空港へその機体を着陸させた。

宿泊先「ベルジェール・オペラ」
かわいらしいホテルでした

うめっちから事前に「フランスは寒い。摂氏10℃ぐらいになることがある」と聞いていたのに、意外や意外、暖かい。というより、暑いぐらい。
今回、いっしーとまっこは、海外用の携帯電話をレンタルしたのだが、無事入国をすませてふと気付くとすでにうめっちから「着信アリ」
留守電のメッセージを聞いてみると、早速、今夜ディナーを食べに連れて行ってくれるとのこと。
はやる気持ちを抑えつつ、まずは旅行会社の係員の人と合流。
ここで、男性陣と女性陣はしばしのお別れだ。
フランスは午後7時前なのに、まだまだ明るい。
空港からホテルの道すがら、目に飛び込んでくる風景は、とにかくすべてがドキドキものだ。
今回泊まるホテルは「ベルジェール・オペラ」
オペラ・ガルニエに程近い、こじんまりしたプチホテルだ。

これがウワサのホテルロビー
うめっちとの再会現場です

ホテルのロビーで、今回のツアーについて旅行会社の人が説明をはじめる。
何だか要領を得ずぎこちない。
こちらはうめっちとの約束があるのでイライラ。
彼が説明中も、何度もうめっちから電話が入るがなかなか電話をとることができない。
しびれをきらして、ちょっとした隙をぬってうめっちに電話する。
耳元に優しく響く懐かしい声。
「ようこそ、フランスへ。レストラン予約していますよ」
「それで、どうすればいいんですか」
「後ろを振り返ってもらえれば、それでセボンです」
わっ!うめっち!!!
何と、ホテルのロビーの椅子にうめっちが座っているではないか!!
あまりの衝撃に言葉を失ういっしーとトゲ坊や。
握手の手をさしのべてくれたうめっちは、2年半前と変わらない笑顔だった。

デザートのアイスクリーム
バニラ好きのいっしーには
たまりません

まだ説明中だった旅行会社の人にお詫びをいれ、速攻で部屋に荷物を入れた後、女性陣の待つホテルへ。
彼女らのホテルはパリ北駅の近くの「メトロポール」だ。
その後、うめっちが予約してくれていたレストランへ直行。
流暢なフランス語でお店の人と会話するうめっち。
すげぇ〜!!さすが2年半、フランスで過ごしただけのことはある。
長時間のフライトの疲れと時差のせいで、食欲がなかったのに、本場のフランス料理を目の前にすると、俄然食欲がわいてくる。
出てくる料理はすべておいしいものばかり。
う〜ん、大満足!
帰り間際、シェフに「メルシー、ムッシュ」と声をかけられ、「こんなおちゃらけ野郎でもフランスではムッシュなんだぁ」と、変なところに感動を覚える。

オー、シャンゼリゼ♪
凱旋門は予想以上にデカかった

明日も仕事だというのに、うめっちが夜のパリの街を自らの運転で案内してくれる。
コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門…テレビや雑誌で見慣れた風景が、今、自分の目の前にあるのだ。
すごい、すごすぎる。
凱旋門の内側で、風になびくフランス国旗を見ながら「あぁ、本当にフランスにやってきたんだ」と今さらながらに実感する。
しかし、パリの街は車が多い。
深夜に近い時間でもかなりの渋滞気味だ。
この慢性渋滞状態の影響で、最終日にちょっとしたハプニングに巻き込まれることになる。

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